さすが集英社!「ジャンプPARTY」での収益を上げる方法がすごい!

さすが集英社!「ジャンプPARTY」での収益を上げる方法がすごい!
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こんにちは、ファイナンシャルプランナーを目指しているゆうです。

歴代少年ジャンプの作品が無料で見れる「ジャンプPARTY見てますか?期間限定2018.3.5~5.1のため、楽しみたい方はお早めに!
何の気なしに見てみたんだよね。そしてそこでの収益を上げるためのシステム作りが秀逸やな!と感じたわけです。では、ジャンプPARTYではどうやって利益をあげているのか。紐解いてみよう。ただし、偉そうに書いているが、全て自分の憶測にすぎない(笑)。

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利益を上げるのに目を付けたところ

先述の通り、ジャンプPARTY自体は無料のため、収益を上げることはできない。
収益に繋げるには、ユーザーが
・週刊少年ジャンプを買う。
・単行本を買う。
の二つが主だろう。

ジャンプPARTYはその売り上げに貢献する、巨大な宣伝媒体となっている。
無料だからこそ利用者が多くなる。売り上げを伸ばすには新規購読者を開拓していきたいのだ。定期購読に繋げたいのだ。
ターゲットは「以前、ジャンプを読んでいた世代」ではないだろうか。1990年代頃に。ジャンプ黄金期と呼ばれた頃に。十分、大人買いできるお年頃になっております(笑)。その世代にはジャストミートする懐かし作品がわんさかあるのだ!

しかしだ。
その世代の代表として自分が思ったことはこうだ。
「懐かし作品を一気見してやろう。」
アラフォーの自分はジャンプ黄金期に読んでいた。というか、兄が買ってきたのを見ていた。そのため、女でありながら「りぼん」よりも「ジャンプ」に詳しい(笑)

・ドラゴンボール 
・スラムダンク
・るろうに剣心
・幽遊白書
・ダイの大冒険
・ジョジョの奇妙な冒険
・ろくでなしブルース
・アウターゾーンなどなど。
あ、キン肉マン、すごいよマサルさん、変態仮面も良い。
そして、私は最近の作品には興味がない

そう、無料の範囲内だけで楽しんでやろうと画策していた・・・当初は。
今ではどうだろう。うまく術中にはまってしまっている(笑)。敵ながらあっぱれである!

一気見を防いで毎日見てもらう工夫

こういったサービスは最初だけアクセス増えるけど、ある程度満足したら減っていくものだと思う。自分も一気見して一通りみたらそれでいいやと思っていた。しかし、想定内だったんだろうね。それを防ぐ工夫がされている。

・チケット制の導入
一話見るごとにチケット1枚必要。正確には24時間レンタルすることができる。

チケットは2種類。フリーチケットと友情チケット。
フリーチケット20枚ほど支給される。当然チケットが0になればもう見ることはできない。

フリーチケットは8時20時に4枚まで回復する。1日8枚もらうことができる。この一日2回4枚までというのが、程よいバランスなのだ。なので無駄なく利用するには、次の8時20時までにチケットを使い切らないといけない

8時〜20時の間に4話見て、20時〜翌8時の間に4話見る。こういったパターンになる。一日またがないところが、いやらしい(笑)。忘れたくても忘れられない。見ないと損する気がするのだ。あぁ、恋愛するなら嫌なタイプ(笑)。

このシステムで一気見を防いで、毎日見ることが半強制される。

チケットは8時20時に4枚まで回復するが、ミッションというミニゲームや、クエスト(「合計10話読む」等)を達成することで得ることも可能だ。

人というものは、「労働には対価を見出す」ものなのだ。ミッションやクエストで自力で得たチケットで見た作品は、頑張った分の価値が上乗せされる。つまり作品の価値を高めることが出来るのだ。うーん、お上手!

連載中の作品を見てしまうトリック

システムの一つに解放玉がある。これは当初一つもらえる。

作品によっては、「11〜15話が封印」のように、数話まとめて封印されていることがある。解放玉を使い封印を解かないとチケットを使うことができない。
この解放玉は現在連載中の作品を見ることで貯めることが出来るのだ。おかげで封印されている話を見たいときは、連載中の作品を見るはめになる。

しかし、解放玉を手に入れることが目的だったのに。気づけばその作品に夢中になってしまった自分がいた。ああ、もう相手の思うつぼ(笑)。
夢中になっているの食戟(しょくげき)のソーマ
「学園もの料理対決+エロあり」って感じの(笑)。ああ、ミイラ取りがミイラになってもうたー。

私のように新作を食わず嫌いするタイプには極めて有効な手段!

作品を共有させる甘い罠

チケットには「友情チケット」ってのもある。
これを1枚使うことで1話見ることができる。
ジャンプPARTYにはTwitterのように、知り合いをフォローすることができる。
フォローした相手がレンタル中の作品であれば、友情チケットで自分も読むことができる。
フリーチケットがなくなった時に、友情チケットが役に立つ。
知り合いがいなくても、「〇〇さんがレンタル中。フォローしますか?」とコメントが出るので、知らない人をフォローすることも可能。
友達がいない人でも大丈夫、ジャンプPARTYを読んでいることが知られたくない人も大丈夫(笑)。

このシステムで自分の見たい作品を周りに広げることができるし、友達からお勧めを紹介してもらうこともできる。協力すればどんどん先の話をみることもできるからだ。そう、協力プレイでお互いウハウハ状態なわけだ(笑)。
このシステムで「集英社→ユーザー」の一方向でなく、「ユーザー⇔ユーザー」で作品を宣伝することができるのだ。

週刊少年ジャンプを定期購読へ誘う技

ミッション(ミニゲーム)は1日の回数にしばりがあるので、もらえる枚数も上限がある。そうなるとクエストで手に入れるしかない。
クエストの中には「〇〇を3話読む」など、ここでもいろんな作品を見るように誘導される。しかも、「今なら無料で読める」状態になっている作品もある。
間口を広げるには最適だ。

ただし、中には2話までしか公開されていないのに、3話まで読むクエストがあったのだ。そこには「少年ジャンプ+の定期購読で最新号を読もう!チケット最大300枚プレゼント」なる文章が!クエスト達成にはアプリ「少年ジャンプ+」をダウンロードしないといけない。ここでは紙版より80円お得な定期購読ができる。

はい、上手に誘導していますね。さすがです。

豊富すぎる作品の数々

キン肉マンを全て制覇するには599話もある。ドラゴンボールは519話。こち亀は驚きの1954話。そう多いのだ、多すぎるのだ。
自分が見たい作品を全て網羅するのはほぼ不可能だ。ジョジョは途中から「この続きはコミックスで読もう」と出てきて、またもやアプリ「少年ジャンプ+」に誘導されるし(笑)。

ジャンプPARTYは期間限定であるので、見たかったけど期間が過ぎちゃったってことが出てくるだろう。この期間限定ってのもポイントの一つだ。
期間が過ぎたらもう購入するか、誘導されたアプリをダウンロードするかだ。
いい作品が多すぎて、選ぶのが大変!
見たいのは昔の作品だったはずなのに、ストーリーは知っているだけに後回しになってしまい、先の分からない連載中の作品ばかり見てしまう羽目に(笑)。

と、つらつらと書いてきたが、載せた以外にもまだたくさんアピールポイントがあります。「ルール・説明が短く分かりやすい」のもユーザー思いだし、高ポイント!

ああ、私にはやらないといけないことがあるのに、ジャンプの魅力には抗えなかった(笑)。時間を大量消費することを覚悟して見てください。ほんとやばいっす。

後日談はこちらからどうぞ。あんなに褒めていたジャンプPARTYを見なくなった理由

 

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