【2018.夏】ファイナンシャルプランナーに無料家計相談をしてみた 1(我が家の弱点)

【2018.夏】ファイナンシャルプランナーに無料家計相談をしてみた 1(我が家の弱点)
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こんにちは、ファイナンシャルプランナーを目指しているゆうです。
 
現在、自分自身がファイナンシャルプランナーの勉強中である。ひょんなことからファイナンシャルプランナーに無料家計相談できることになったので、その話を書いてみる。これがなかなか面白かったのだ。
無料相談は怪しいという固定観念はいけないのかもしれない。

 

無料相談の経緯

以前、別のファイナンシャルプランナーに家計相談をしようと思ったが、断られていた。理由は「勉強してるなら自分でしてみては」とのこと(笑)。詳しくはこちらから。「FP3級取得後、FPに家計診断を頼んだらどうなったか?意外な結末へ。
 
家計相談もだが、実際のファイナンシャルプランナーの仕事を直接見たくて、また別のファイナンシャルプランナーに依頼したいなーとぼんやり考えていた。
 
そんなときに、携帯が鳴った。出てみると、
「以前、ご利用頂いたエンジェリーベですが。」
エンジェリーベは妊婦授乳婦向けの通販の会社だ。現在、育休中なんだけど、内祝いを贈るのに利用させてもらったのだ。
「今、ファイナンシャルプランナーの無料出張相談を行っていまして~。」
なんですと!渡りに船とはこれのことか!
 
エンジェリーベのホームページを確認してみる。なるほどこれのことか。
そして、無料と言うことなので利用してみることにしたのだ。
 

無料相談の怪しさ

ファイナンシャルプランナーへの相談は無料と有料がある。無料ということは、その目的は、、、保険の契約であろう。 
無料という言葉は何事も疑ってかかった方がいい。!無料相談の私の勝手なイメージは、医療保険のパンフレット持参で、起こりうる様々なリスクについて話し、いたずらに不安をあおりながら、契約を促すという流れだ。
どうしよう。大丈夫かな。太刀打ちできるかな。女手一つじゃ弱いかな(笑)。なんてちょっと警戒しながらも相談の日を迎えた。
 

無料相談の感想

優しそうな女性の方が担当だ。50代かな。ファイナンシャルプランナーのさっちゃんと名付けましょ。先に謝っておこう。ごめんなさい。想定と違って親身になってくれたんだ。押し売りもなかった。
 
要約すると、私の資産形成や保険に関する考え方を聞いて、足りないとこを指摘してくれたのだ。
 
現在の我が家の貯蓄状況、加入している医療保険について話す。貯蓄状況は合計800万円ほど。半分は預貯金、半分はNISAなどの投資信託。利率の低い学資保険も解約し、投資に充てた。学資保険の解約についてはこちらから。「学資保険を斬る!本当に必要なのか?」「(続) 学資保険を斬る!本当に必要なのか?
 
医療保険については、基本、要らないと判断。昨年、自分で家計診断したときよりも更に解約を進めていった。自分でした家計診断はこちらから。「FP3級取得後、我が家の家計診断をやってみた!6(医療保険編)
残ったのは夫の医療保険と私妻の死亡保険の二つのみ。
 
残した医療保険についての詳細。
夫の医療保障:
入院日額5000円/日 60日型、先進医療特約 保証期間・払込期間終身 月額2,144円
妻の死亡保障:
月額15万円 保証期間・払込期間60歳まで 月額2,520円

医療保険の解約は否定されるかと思っていたんだ。意外や意外。賛同してくれたのだ。夫の死亡保険を解約したのは、万一のことがあっても、遺族年金や母子手当で何とかなると考えているからだ。私妻が亡くなる方が大変だろうなと判断し、妻の死亡保険はつけたままにしている。
 
ひととおり聞いてからさっちゃんの反撃である(笑)。
 
60歳までにあなたが亡くなる確率はどのくらいだと思いますか?
妻の死亡保険は必要でしょうか?
貯金があるので夫の医療保険も無くしていいのでは?
障害を負って片麻痺になったら、今の収入額は維持できますか?
今の貯金を守るための保険っていう考え方もありますよ。
 
 

我が家の弱点

さっちゃんは保険の解約を進めた点は評価してくれた。いいと思いますと。
ただ、亡くなった場合はまだ対応できるが、障害や働けなくなったときのリスクに対して弱いのでは。とのことだ。
 
まさに長生きするリスク!言葉は悪いが、ぽっくりいかずに、生き長らえた場合のリスクだ。生きていれば当たり前だが遺族年金はもらえない。事故でも介護保険が使えるのは65歳からだ。今、障害を負えば、収入は減り、出費は増えるだろう。そのせいで将来のための貯蓄が食いつぶされていくのだ。800万円なんてすぐ底をつく額だ。そのせいで子供の進路にまで影響を及ぼすかもしれないと。
 
うう!痛恨に一撃(笑)。
痛いところを突かれた。自分でも医療保険より就労不能保険の方がいいのかもと考えてはいたのだ。例えば事故や病気で入院となっても、それは一過性だ。例え50万円かかったとしても、想定の範囲内だ。そのくらいは貯金で対応できる。
けれど障害は残ったあとも生活は続いていく。1か月なら対応できても年単位で考えるとじわじわと貯金を食い尽くしていくだろう。貯めるスピードよりも速く。
 
だからといって、自分の収入を二倍にすることは現実的ではない。それならば、そういった障害に備えた方が、貯金を守ることになるのではないか。というのがさっちゃんの意見。
 
次回資料を持ってきてくれることになった。ここは要検討やね。条件が良ければ医療保険、死亡保険からの切り替えを検討することにする。
 
 

個人年金保険という選択

また現在iDeCoを検討している。積み立て額は所得控除もあり、長期の投資をリタイア後のために始めてみたいのだ。難点は60歳まで引き落とせないことだ。
 
そのことも話してみた。
するとiDeCoもいいが、すぐに引き落とせないところが問題。もっと柔軟に金額の変更や引き落としも可能な個人年金保険というのはどうでしょうか。とのこと。
 
個人年金保険はあまりいいイメージがない。戻り率5パーセントでも、年率にすると0.1パーセントだ。決して高くはない。中途解約では元本割れも発生する。柔軟性はあるかもしれないが、本当にお得なのか?個人年金保険にしても所得控除はある。
 
iDeCoを上回るメリットが見出せるのか。
 
現在、NISAも利用している。今のところプラスであるが、元本が保証されているわけではない。これはリスクではあるが、自分で選んだものだから、なんていうか親目線で大きく育て〜って見ている感じがある(笑)。経済のニュースに敏感になるという副次的なメリットもある。リスクを取らなければ、その先のリターンもないわけで。
 
個人年金保険は額が確定しているから、そういう面白みがないなぁとも思うのだ。
保険はどんどんいろんな種類が出てきているので、まずは一度詳しく聞いてみようと思う。
 

さっちゃんの会社について

さっちゃんの会社は全国展開しているコンサルティングの会社で、三年前に支店が近くにできたそうだ。マネーセミナーを開いたり、このような出張相談に出向いたり精力的に活動している。
 
会社はフレックスタイム制でフルコミッション。出勤時間は自分で采配でき、やった分だけ給料に反映される。職員も募集中とのこと。ホームページを見てみたが、最初の2か月は給与は15万円と。今の半分以下だな。
 
しかし、今の医療職に辟易していた自分にとってはフレックスタイム制はかなりのメリットだ。今のように待機があり、夜中に呼び出されるようなことはないだろう。また、やりようによっては今の給与を上回ることも可能であると。
 
正直、ものすごく興味がある。揺れる想い(笑)。ZARDが頭の中で流れてきた!
新しい世界を知りたい欲が出てきて、なんか心臓がバクバクしてたんだ(笑)。
 

次回へ持ち越しへ

とまあ結局2時間ほど話をして、次回持ち越しとなった。
自分がファイナンシャルプランナーを目指して、試験を受けたことも話した。知識を得たことで、割と対等に話をすることができたように思える。スムーズだったと思う。 
 
3人目の妊娠が資格取得のきっかけであったことも話す。褒めてもらえて嬉しかった。詳しくはこちらからどうぞ。「そうだ、ファイナンシャルプランナーになろう!
 
 
実際のファイナンシャルプランナーの仕事を知れたことも収穫だ。おもしろかった!有意義な時間を過ごせた。無料相談に悪いイメージを抱いて、ほんとごめんなさい。人によるのかな。誰のための相談なのかを理解して、顧客に寄り添って過不足を指摘できるのが理想だな。
 
もちろん、さっちゃんの会社が提携している保険会社はある。そこから紹介されるだろうけど。気に入らなければ自分で調べることもできるので、情報を得るという目的で今後も話を聞いてみようと思う。いやあ、ほんと濃厚ないい時間を過ごせた。
 
 

 
今からFP3級、2級を受ける方はこちらもどうぞ。
【2020年版】FP3級・FP2級の教材比較!ファイナンシャルプランナーになる!選び方と注意点も。
 
 
 
 
 

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