医療保険や死亡保険は必要か?私が解約した理由。

医療保険や死亡保険は必要か?私が解約した理由。
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こんにちは、ファイナンシャルプランナーを目指している柊ゆうです。
現在、3人目の育休中でゆったりした生活を送っている。
 
医療保険、死亡保険については今までも解約を進めてきた。
そして今回、もう全部無くしてやる!ってくらいの勢いで更に解約をした。
その理由について話してみよう。
 

どこまでのリスクに備える?

いま世の中にあふれている保険は、もしもの時のリスクに備えるものだ。
もし、自動車事故を起こしたら?
もし、家が火事で全焼したら?
もし、地震で家が倒壊したら?
もし、病気で多額の医療費が必要になったら?
もし、大黒柱の夫に万が一のことがあったら?
 
そういったリスクについて保険があれば、安心して生活を送ることができる。でもリスクってあげればきりがないよね。「車の事故が怖いから、車に乗らない。」なんて極端な考えになつてはいけないし。
 
なので、あらゆるリスクに対して、どの程度なら耐えられるのかを知る必要がある。
過度なリスクに備える必要はないのだ。もしかしたら、貯蓄で十分に対応できるかもしれない。公的制度でカバーできるかもしれない。
 
社会人になった時に母親に言われた。
「医療保険に加入しときなさい」って。当たり前のようにみんな加入しているし、それが普通だと思うようになっていた。疑うことさえしなかった。
 
2人目の育休中の時に、資産形成や家計見直しの本を読んだ。おもしろくてどんどんいろんな本を片っ端から手を付けていった。そのうち、投資の必要性に目覚め、今ではNISAで積立投信しているし、iDeCoも検討している。
 
知識を得て思ったのだ。当たり前だと思っていたことが果たして本当に正しいのか。
 
今回、医療保険と死亡保険については、この公的制度があるため今回解約することにしたのだ。それについて話そう。
 

医療保険がいらない理由

なんといっても「公的制度が充実している」からである。日本は公的医療保険は意外と充実しているのだ。実感がないかもしれないけれど。
 
1、 健康保険制度
この健康保険制度のおかげで、病院に行った時に払う自己負担額は3割で済む。人によっては1.2割の方もいる。これはものすごく大きい。海外で病院受診したら高額なの支払いになることは、知っている人が多いよね。3割負担で済むことは相当のメリットであり、誰もが受けられる制度だ。
 
2、高額療養費制度
いくら医療費が3割負担だといっても、入院して手術でもしたら、けっこう高くなっちゃうよね。そんな時に知っておきたい、高額療養費制度。
この制度で、支払い額の上限額が所得に応じて決まっているのだ。上限オーバーの分は返ってくるし、前もって限度額適用認定証をもらっておけば、上限額までしか払わないで済む。
 
例えば標準報酬月額28〜50万円であれば、自己負担額限度額は8万100円+(総医療費−26万7000円)×1%となる。つまり医療費が100万円かかったとしても月額9万弱で済む。
 
3、医療費控除
年間の医療費がたくさんかかってしまった場合は医療費控除を覚えていて欲しい。控除額の上限は200万円。年間の医療費が10万円を超える額になった時は検討して欲しい。
確定申告が必要になるが、医療費が所得控除になる。所得税、住民税がその分安くなるんだよ。
 
4、傷病手当金
会社員なら傷病手当金制度を知っておこう。
同じ病気やケガで被保険者(サラリーマンね)が働けず、連続して3日以上休業し、給料が支給されない場合に標準報酬日額(標準報酬月額、つまり給与を30日で割った額)の3分の2が休業4日目から給付される。これを傷病手当金という。支給期間は最長で支給開始日から1年6カ月。
 
例えば脳梗塞で入院したとしよう。
入院、手術、リハビリ、を経て社会復帰となる。
しかし、その間、仕事はお休みしないといけないよね。
その分の給与がある程度保証されるのだ。
会社員のメリットだね。残念ながら、自営業、フリーランスは使えない。
 
昨年、うちでもこの傷病手当金を申請した。その経緯をまとめているので、こちらも参照されたい。「サラリーマン必見!傷病手当金を申請してみた!」。
 
 

死亡保険がいらない理由

これも医療保険と同じく公的制度が充実しているのだ。
是非とも知っておきたい。
 
1、遺族年金
遺族年金には「遺族基礎年金」と「遺族厚生年金」の2つがある。それぞれ対象者と額が異なることに注意。
 
・遺族基礎年金
対象者: 子のいる配偶者、又は子
年額 :77万9300円+子の加算分
加算分は1人目、2人目は22万4300円、3人目から7万4800円
 
・注意点
子がいないと対象者にならない。
配偶者は妻でも夫でも支給対象。
子の条件は、18歳になった後の3月末日までを指す。高校卒業で終了。
子がいても、条件を満たしてないと対象とならない。
子が成長し、条件を満たさなくなると、対象から外れる
 
 
例えば、当初、子供3人が条件を満たしていた場合、
年1,302,700円(77万9300円+22万4300円+22万4300円+7万4800円)支給される。
成長し1人目が高校を卒業すると、額が下がり1,227,900円(77万9300円+22万4300円+22万4300円)となる。
その後2人目も高卒になると更に額が下がり1,003,600円(77万9300円+22万4300円)。
3人目が高卒になったら支給が止まる。
 
 
・遺族厚生年金
対象者: 配偶者、子(厳密には優先順位の高い者のみに支給。優先順位の高い順に、配偶者・子、父母、孫、祖父母)
年額 :もらえるはずだった老齢厚生年金の報酬比例部分の4分の3相当額
 
・注意点
厚生年金加入者が亡くなった場合に適応。フリーランス、自営業は対象外。
配偶者と子が同時にいる場合は、配偶者に支給され子には支給されない。
受給者が55歳以上の夫、父母、祖父母の場合は60歳から支給
夫が死亡した場合、子のいない30歳未満の妻は最長で5年間の支給
 
けっこう注意点がややこしい。
結局、自分はどのくらいもらえるのかよく分からないよね。
この他にもいろいろな加算があるので、今度、いろいろなパターンでシミュレーションしてみる。
 
 
2、児童扶養手当(母子手当)
対象者:児童を扶養する配偶者 父または母。所得制限あり。
月額: 1人目最大42500円、2人目最大10040円、3人目最大6020円
 
・注意点
子の条件は、18歳になった後の3月末日までを指す。
所得制限があり、ややこしい。子が1人の場合は年収160万円未満の場合に満額支給。
 
 

我が家の場合

医療保険は、結婚した際に保険無料相談を利用して、何も分からないまま完全武装になってしまっていた。
夫婦ともに、医療保険、ガン保険、死亡保険(生活費用)、死亡保険(葬式用)。全部で8つ!
合計金額年額365,715円!10年で3,657,150円!むっちゃいい車買えるし!
 
ドラクエならば、アリアハンで武器防具をみんなに完全装備させてから、レーベに行くみたいな(笑)。いいから行っちゃおうぜって言いたくなるでしょ。
 
そう、何も分からないで行くと、私のようにいいカモにされるぞ(笑)。
普通に貯金していれば、この額は残っていたはずなのに。悔やまれる。
高い授業料だと思っておこう。
そして、今ではもう医療保険、死亡保険はいらないと判断。全部解約しよう!と、勢いにまかせて、ここまで減った。
 
残ってるのは夫の医療保険と、妻の死亡保険。
夫の医療保険は解約請求までして、資料が届いたのだが、夫からの継続希望があり、それを尊重することにした。ゴリ押ししても良くないなと思って。そのうち不要と思ってもらえればいいかな。自分では要らないと思っていても、パートナーの気持ちに寄りそうことも大事。
 
妻の死亡保険は、妻が亡くなった場合の夫へのサポートの方が手薄だからだ。公的制度は母子には手厚いが父子には厳しい。だいぶ是正されてきてるけどね。
 
この2つもほんとは無くしても構わないし、もっといい保険に加入があれば乗り換えでもいい。
 
保険料って大きいよ。1つ1つは月額にすると大したことなくても、トータルして年額にしてみて。びっくりしちゃうから。銀行から天引きされてると、その痛みにも気付きにくい。でも見直すと貯蓄が目に見えて増える。これは楽しい。
 
今解約しても元本割れするとか思わないで解約していい。むしろするべき。これからのことを考えた時にベストな選択はなんだ?損することが分かっているのにやめられないことをサンクコスト、コンコルド効果というようだ。今までのことより、これからの未来を考えたい。
 
さあ、あなたならどうする?

 
 
 
 
 

 

 

 

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