投資初心者必見!「インデックス投資」とは何ぞや?サッカーで例えてみる!

投資初心者必見!「インデックス投資」とは何ぞや?サッカーで例えてみる!
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こんにちは、ファイナンシャルプランナーのゆうです。

投資や資産形成の本に必ずと言っていいほど出てくる、
インデックス」という言葉。

インデックスファンドを選びましょう。
手数料の安いインデックス型にしましょう。

お決まりのように言ってきます!

インデックスについては、けっこう、どの本もサラッと流していて、結局何なん?ってずーーーーっと思っていたんだよね。
でもようやく自分の言葉で説明できるようになったので、サッカーに例えて話してみるぞ!
なぜにサッカー!?後ほどのお楽しみに!

インデックス投資をサッカーで例える。

インデックスファンドとは(書籍編)

書籍に書いてある説明はこうだ。

インデックスファンドとは、
「日経平均株価や東証株価指数(TOPIX)などのベンチマークの構成銘柄に投資して、そのベンチマークに連動する運用を目指す投資信託」
ベンチマーク:基準となる指標のこと

・・・お前は何を言っているんだ?

はい?
右京さんのように尋ねましょう(笑)。

こういう文章見ると思うよね。
日本語は分かるけど、内容が入ってこない。
お前は伝える気があるのか??

何度反芻しても頭に入ってこないんだよね。
だから、調べた。分かるまで。
そしてどうにか解読できたことを書いてみる(笑)。

 

日経平均株価や東証株価指数(TOPIX)とは

まずは日経平均株価やTOPIXを知ろう。
聞いたことはあるだろう。
NHKあたりで「今日の日経平均株価は・・・。昨日の終値が・・。」って言ってるアレですよ。

この二つを知るために、日本の株式市場を見てみよう。

日経平均株価と東証株価指数日本の証券取引所は全国で4か所あるんだよね。
その中で、国内市場ナンバーワンはもちろん東京。
東京証券取引所」だ。

この上場するってのは企業にとって大変なことで、いろんな条件をクリアしないといけないのだ。
だから、「東京証券取引所」の中でもランクがあるのだ。

日経平均株価と東証株価指数2

上から
・東証一部
・東証二部
・ジャスダック
・マザーズ

聞いたことない??

東証一部がトップ。
上に行くほど条件が厳しくランクが高い。

「東証一部上場の会社に就職しました!」なんて、ある種のステータスにもなっている。

LINEの上場が決定した。東証は市場区分を1部に決めた

なんて、ニュース聞いたことあるでしょ?
LINEが東京証券取引所のトップ東証一部に上場したってことだね。

東証一部の企業はまさに日本代表!

日経平均株価と東証株価指数3

その「東証一部の企業から構成される」のが日経平均株価と東証株価指数(TOPIX)なんだ。

東証一部には2000以上の企業がある。
その中の「選ばれし225銘柄の平均」が日経平均株価なんだ。

東証一部上場企業ってだけでも、日本代表レベルなのにその中でまた選ばれたものたちが日経平均株価。少数精鋭だね。(図の右側ピンク)

対して、「東証一部上場の全企業の平均」が東証株価指数(TOPIX)なのだ。(図の左側ブルー)
東証の一部が日経平均株価、全部が東証株価指数(TOPIX)

イチブが日経平均、ゼンブがTOPIX。

イチブトゼンブね・・とりあえずB’zに謝っておこうか(笑)。

東証株価指数(TOPIX)の方は「企業の時価総額を加味して」平均を出している。
むっちゃでっかい企業と、なんとか一部に上場できた企業があったとして。足して2で割れば平均株価ってなんか不公平じゃない?
その辺をうまく調整した加重平均ってものになっている。
ま、ここは余談なんで覚えないでいい。
イチブとゼンブだけ分かっていればOKです。

 

インデックスファンドとは(解読編)

インデックスファンドとは

さあ、インデックスファンドの解読編です。

具体的な投資信託の商品をひとつ例にあげる。
「eMAXIS SLim国内株式(TOPIX)」
これはTOPIX連動型のインデックスファンドだ。

TOPIXは何だった?
ゼンブだったよね。

TOPIX連動型は「東証一部のゼンブの株を少しずつ持っている」ってことなんだよ。だから値動きはTOPIXとほぼ同じになる。
当たり前だよね。だってTOPIXはゼンブなんだから。

インデックスファンド日経平均連動型さあ、では今度は日経平均いってみよう。
「積立日本株式(日経平均)」という商品です。
これは日経平均連動型。

日経平均はどうだった?
そうそう。イチブだよね

日経平均連動型は「東証一部の選ばれたイチブの株を少しずつ持っている」てことになるんだ。値動き日経平均株価とほぼ同じ。

 

冒頭に立ち返る。

インデックスファンドとは、
「日経平均株価や東証株価指数(TOPIX)などのベンチマークの構成銘柄に投資して、そのベンチマークに連動する運用を目指す投資信託」
ベンチマーク:基準となる指標のこと

これは、つまり
東証一部の株を「ゼンブ買い」や「選ばれたイチブ買い」して、平均を目指す投資信託ってこと。

この時に目指す指標のことを「ベンチマーク」って言う。
「ベンチマークに連動する運用」ってのは、指標の構成されるイチブやゼンブを同じように買うから、そりゃ「同じ動き=連動」するわな。

日本経済が発展していけば、日経平均株価やTOPIXは上昇し続ける。
「平均をとる。負けない投資」がインデックス投資なのだ。

 

アクティブファンドとは

インデックスファンドの対で出てくるのがアクティブファンド。

インデックスファンドが「平均をとる・負けない」投資なのに対し、
アクティブファンドは「勝ちを取りに行く」投資だ。

アクティブファンドアクティブファンドの投資信託を見てみよう。
例にあげたのが「ひふみ投信」。

アクティブファンドは株価が上がりそうな株を選ぶ。
東証一部、二部関係なしにだ。

TOPIXや日経平均株価などの「平均」を上回ることを目標としている。

インデックスファンド・アクティブファンドまとめ「平均を目指すインデックスファンド」に対し「勝ちを目指すアクティブファンド」。

 

サッカーで例えてみよう

ああ、ようやく出てきたサッカー。
タイトルで煽っておきながら、ようやく出てきたのがアディショナルタイムみたいな(笑)。

サッカーで例える。インデックスとアクティブ

サッカーと東証が似ているって思ったんだ。

サッカーもランクがあるよね。
・日本代表
・J1
・J2
・J3
ま、J1選手と日本代表が被ることもあるけど、そこはつっこまんで(笑)。

東京証券取引所のランクに当てはめてみる。

・日本代表⇒東証一部
・J1⇒東証二部
・J2⇒ジャスダック
・J3⇒マザーズ

日本代表が東証一部!!
日本代表選手は東証一部。
入れ替わりがあるところも似ている。
ではTOPIXはどう考える?
TOPIXはイチブ。日本代表からのさらに選ばれし精鋭たち。つまりスタメンだ。

投資の世界では「株価が上がりそうな企業」を探すことになるが、サッカーでは「活躍できそうな選手」を探すことになる。

さあ、誰が活躍できるだろうか?

インデックスの選び方は、
・日本代表ゼンブ=TOPIX
・スタメン=日経平均

って感じかな。

日本代表にゼンブとか、倍率ドンって感じやな最終問題でさらに倍して欲しいね(笑)。令和の時代に昭和の話をしてしまった。

対してアクティブの選び方は、
・日本代表、J1,J2などのステージに関わらず伸びそうな人をチョイス!

って感じ。

インデックスの場合は、日本代表やスタメンって自分が考えなくても勝手に発表されるよね。だから機械的に選ばれた人をチョイスすることになる。
ってことは、選ぶのに費用あまりかからないのだ。

対してアクティブの場合。
J1のアイツがすごい。まだ高校生ながらも神奈川のアイツの方が・・などなど、情報を収集する必要がある。そしてその中から実際誰を選ぶのか選定する作業も必要となる。つまりインデックスより費用がかかるのだ。

これ、そのまんま投資と同じだからね。
インデックス投資の場合は、TOPIXが日経平均連動型となれば、単純にそこに含まれる企業に分散投資すればいい。だから費用があまりかからない。
対してアクティブ投資は、どこの企業が伸びてくるのかを情報収集し選ぶ必要がある。だから費用(=手数料)がかかる。

なぜインデックスファンドを勧めるのか

ではなぜ書籍等ではインデックスファンドを勧めるのか。
初心者にはインデックスがおススメだし私もそう思っている。

アクティブファンドよりインデックスファンドを選ぶ理由理由は2つ。
・実際は負けているアクティブファンドが多い
・手数料が高い

指数を下回ったファンドの割合

上のグラフを見てもらいたい。

横軸はそのファンドを持っている期間。1年から10年。
縦軸は指数=平均を下回ったパーセント。

アクティブファンドとは勝ちを取りに行くファンドだ。
なのに、指数を下回るファンドがこんなに多いのだ。

米国株の9割とか多すぎ(笑)。アクティブファンドの中で9割負けて1割しか勝ててないってこと。
日本株でも良くて5割。

指数とは日本株なら日経平均とかTOPIXのことね。つまり平均を下回っているってこと。平均をとる負けない投資がインデックスだよね。
だからほとんどがインデックスに負けてるってことね

費用をかけて選んでいるのに平均すらも下回るってどういうこと!!
って話なんだよ。

アクティブファンドを全部否定しているわけではない。
ただ、「勝てるアクティブファンドを選ぶには知識が必要」って言いたいのだ。

投資に時間を割ける人ならば、いっぱい調べて勝てるアクティブファンドを探すのもいい。
ただ、私たちは片手間で投資をしているよね。投資が本業ではない。

そうであれば、インデックスファンドを選ぶのが最適解なんだよ。

インデックスファンドを選ぶ理由

インデックスファンドを選ぶ理由
・分散投資効果が高い
・アクティブファンドより手数料が低い
・大勝はないが、負けにくい

要約するとこんな感じ。

インデックスファンドならどれでもいいの?じゃあ、インデックスファンドならどれでもいいのか。
TOPIXに連動するインデックスファンドも上のようにいくつもあるのだ。
リターンは同じ。であれば、手数料が安いものを選ぶのだ。

手数料の一番安いインデックスファンドを選ぶ

手数料は大きく3種類に分けられる。
①販売手数料
②管理費用(信託報酬)
③信託財産留保額

この中で①と③は無料のものが多い。
実際に比較すべきところは②だ。
②管理費用(信託報酬)が一番安いものを選ぼう!

②管理費用(信託報酬)はつどつど値下げ合戦が繰り広げられているので、最新の②管理費用(信託報酬)を見比べよう。

おわりに

今回はインデックスファンドについてお送りした。
できるだけ分かりやすく伝えたつもり。
それでも分かりにくいところ、ここが気になるなーってところがあればコメントにでも入れてもらえると嬉しいです。

投資のことで「ここが知りたい!これを教えて!」ってのもあればコメント待ってます♪

 

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