安易にFIRE目指すのはいけないこと?インデックス投資ナイト2021を深堀りする。それでもFIREに憧れる。

安易にFIRE目指すのはいけないこと?インデックス投資ナイト2021を深堀りする。それでもFIREに憧れる。
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こんにちは、ファイナンシャルプランナーの柊ゆうです。

FIRE目指したい!
1億円あればFIREできる?
FIRE=ゴールなのかな?

FIREが流行語になるんじゃないかって勢いで流行ってる。
先日行われた「インデックス投資ナイト2021」でFIREが取り上げられた。
そこでは安易なFIREを危惧する意見が。

私の感想はこちらから。

自分なりにFIREについて考えてみた。
FIREを目指すといっても、そこには2パターンあるのではないだろうか。
「目的としてのFIRE」と「目標としてのFIRE」。

FIREを自分なりに深堀りしてみることにする。
FIRE

そもそもFIREとは

経済的に自立し、早期リタイアを実現する「FIRE(ファイア:Financial Independence, Retire Early)」がブームになっている。

Twitterでは
・FIRE達成したい
・FIRE、セミリタイア目指したい
・FIREで人生にリベンジ!
など、FIREを目指している投稿がけっこう見られる。

FIが「経済的な自立」
REが「仕事の早期リタイア」
FIとREはそもそも別もの。FIしたからといってREする必要はない。

かくいう自分もサイドFIRE(半分リタイア)を夢見ている一人である。

 

 

安易なFIREを危惧する理由

「インデックス投資ナイト2021」での山崎元氏(経済評論家・楽天証券経済研究所客員研究員)からの言葉から引用。

早くFIREしたいがために若いうちからおカネをためる。
そうすると爪に火を点すような生活で金融資産を買い込む。
結果、人的資本に対する過少投資が弊害になるのでは

FIREになることを何よりも優先すると、自分への投資・自己投資が疎かになることを懸念しています。人的資本を大きくしたほうが、結果的に収入も上がりFIREへ近くなると。急がば回れだと。

この部分。ものすごく同意。
山崎氏の言うように、「若いうちから節約に節約を重ねて何よりも資産形成を優先する」ようなFIREの目指し方は私も反対する。FIREがゴール・目的となっている状態。

しかし、みんながみんなそうではないと思うのだ。
FIREはゴールではなく、通過点。
そこからの人生を謳歌したい、ほんとうにやりたいことに全力投球したい。
そういう思いを抱いている人が多いのではないだろうか。

 

目的としてのFIRE、目標としてのFIRE

 

「目的・ゴールがFIREである状態」を山崎氏は危惧しているのだと推測する
FIRE達成がゴールであると、そこからは燃え尽き症候群のような状態になってしまうのでは。
FIREに行きつくまでに自己投資を疎かにしてしまえば、そこからの人生はほんとうに楽しいのかい?生きがいはあるのかい?
そう、問いかけているように思う。

私もFIREを目指しているが「目的がFIRE」ではない。
目的は「自分の好きなことだけをして過ごしたい」であって、そのための目標が「FIRE」である。FIREは目的を達成するための手段である

こう考えるとすごくしっくりこない?

そもそも仕事が好きで好きでたまらないって人はどのくらいいるんだろうか。
例えばFIするのに十分な資産があったとしたら、明日にでも退職願を出したい人は多いのではないかと思う(笑)。
もちろん、私もその一人だ。

自分のほんとうにやりたいことが今の仕事であれば満足だけれど、きっとみんなそうではない。
・趣味に全力尽くしたい
・副業を本業にしたい
・日本全国、旅をしたい
・スーパーカーに乗りたい
それぞれ、やりたいことがあるよね。
それだけをできれば幸せだよね。

 

山崎氏の危惧する「目的・ゴールがFIRE」であって、何を犠牲にしてでもFIRE一直線。っていう考えの方は、少数派のように思うのだ。

おいしいもの食べたい。
温泉旅館に行きたい。
仕事行きたくない。
もう指図されたくない(笑)。

私の欲望は果てしない。それを達成するための手段としてのFIREなのだ。

 

 

 

FIの最大のメリットは「精神的な余裕」

経済的自立したからと言ってリタイアは必須ではない。
「子どものため家庭のために働き続けなければ」という、一種の焦燥感。
圧を感じながら私たちは働いている。
そういった「働かなければ」という圧から脱出ができるのがFIREの魅力。

「いつ辞めてもいいけど、とりあえず働いておこうかなー」
みたいな、いい意味で気合の抜けた働き方ができる。

FIによる「精神的な余裕」ね。これが欲しい。
そういう境地に達したい。

インデックス投資ナイトで話されたFIREのメリットを抜粋。

「会社に行くのが楽になる。」
「あくせく上を目指すモチベーションがいい意味でなくなる。課長になりたいとか評価されたいとか。」
「FIするとREの必要性なくなる」
「正しくないと思った仕事を拒否できる」

これよ、これ。
自分で仕事を選べる。これが強い。FIは強いなあ。

 

最後に

FIREについては、インデックス投資ナイトで「RE賛成の登壇者がいない」ことに対する違和感が拭えず、ずっと考えていた。コメント欄ではFIRE推奨派が多かったように思う。
この違いは何だろうか。どこか齟齬があるのではと。

そして、こう考えるようになったのだ。

FIREを目指すといっても、そこには2パターンあるのではないだろうか。
「目的としてのFIRE」と「目標としてのFIRE」

そう考えたらスッキリした。
賛否両論、いろんな意見はあるだろうし、あって当然。

自分は自分の思うように進んでいこうと改めて思った次第です。
それでもFIREに憧れる柊ゆうでした。
ではでは。

 

 

 

 

 

 

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