こんにちは、ファイナンシャルプランナーのゆうです。
「楽天証券でつみたてNISAで満額設定したのに、クレジット決済できてなかったー!!!」
どうすれば満額できるんだろうってお悩みのあなた。
お待たせしました。対処法を紹介します。
実際のお客さんであった事例です。
どうにか満額設定できたので、誰かの役に立つかと。
忘備録としても記載しておこう。
結果として、次回の口座引落額を調整することで満額設定できました!!
年の途中でつみたてNISAを満額使い切る場合。
クレジット決済と証券口座引落を併用することになりややこしい。
詳しくはこちらから。
2021年7月。顧客の依頼でつみたてNISA枠満額で設定した。
具体的にはこのようにした。
クレジット決済は9月開始 月額50,000円(年額20万円)。
口座引落は8月開始。月額40,000円(年額20万円)。
上記の設定で年額40万円。満額使えるはずだった。
2021年10月半ば。
お客さんからのヘルプ要請を受ける(笑)。
「10月分のつみたてNISA。クレジット決済ができていなかったんです!!」
なんですと!?
急遽、対処にあたることとなった。
クレジット決済できなかった理由は「限度額オーバー」
結論から言うと、理由は「限度額オーバー」。
クレジットカードには限度額が設定されている。
この時点でのお客さんの限度額は10万円であった。
つみたてNISAのクレジット決済は月5万円の設定である。
2か月分がかぶったとしても、できていたはずである。
証券口座で付与されるポイントも使用する設定にしていたので、実際の引落額は月5万円より少なかったはずだ。
そこで、詳細をうかがうと「クレジットカードで買い物しました。」
なんですと!?
限度額が10万円だったから買い物したことで、限度額オーバーとなった様子。
なるほど、納得。
つみたてNISAだけで限度額いっぱいだったこと伝えておくべきだった。
さて、原因は分かった。どう対処しようか。
すぐには対処できず
その場で証券口座を確認してもらう。
すると、積立予定金額は400,000円のまま。
クレジット決済ができていなかったのに、証券口座の方では反映されていないのだ。
恐らくタイムラグなのだろう。
クレジット決済の設定は10月8日。
証券口座を確認したのが10月16日。早すぎたか。
クレジット決済の失敗が、まだ証券口座内では確認できなかったのだ。
この時点では対処のしようがない。
しばらくは様子見だ。
お客さんにはクレジットカードの限度額を上げるようお願いする。
歯がゆいが、いまは待つしかない。
時は来たれり。いざ設定変更。
半月後の11月8日。お客さんを訪問する。
証券口座を再び確認してもらう。
積立設定額が350,000円になっていた!
おお、今度は350,000円になっている!
良かった。クレジット決済失敗がちゃんと反映されている。
11月分のクレジット決済がスキップされた形だね。
さあここからが腕の見せ所(笑)。
いまが11月で良かった。12月なら挽回しようがない。
クレジット設定は満額としている。
ならば、変更できるのは口座引落分となる。
私の予想が正しければ。
12月 口座引落の増額設定を
39,900→89,900円(50,000円上乗せ)に変更できるはず。
「できるはず。絶対できるよ。」心にアナ雪が流れる(笑)。
さあ、トライだ。
口座引落設定の変更
楽天証券→つみたてNISA→積立設定 を見てみる。
毎月1日引落分が、口座引落分。
ここの設定を変更する。
スクロールしてみる。
うまくいけば、増額可能額が増えているはず・・・。
おお、やった。
予想通り増額可能額が89,900円へなっていた。
思わずガッツポーズ!
予想通りになってほんと良かった。
自分ではやったことがないことだからね。
これも経験。
さあ、つみたてNISA枠を全部使えたか確認してみよう。
やったね。上限の400,000円にできた!!!
ビクトリー!!!良かったー!!!ビリー隊長やりました(笑)。
思わずお客さんも笑顔に。ああ、私も安堵した。
終わりに
同じように楽天証券つみたてNISAのクレジット決済に失敗した方。
11月11日までなら間に合う。
12月の引落分をまだ変更することができる。
やるなら今だ。
さあ、お早目にね。
実際のFP業務だといろんな事例に当たる。
自分が経験したことのないこと。
ものすごく勉強になる。
そして、うまくいったときのお客さんの笑顔と達成感。
ああ、ほんと良かった。
誰かの役に立つといいなー。