【朗報】新型NISA(案)を2024年に刷新!一般NISAが継続できる!新型NISAはどんな仕様なのか。

【朗報】新型NISA(案)を2024年に刷新!一般NISAが継続できる!新型NISAはどんな仕様なのか。
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こんにちは、柊ゆうです。

2019年12月に日経新聞に新型NISA(案)の記事がでました。

NISA投資、2階建てに 低リスク商品に20万円枠

今の一般NISAは2023年まで。
そのあとはもうロールオーバーできないから、課税口座に移すしかない。
残念だなって思っていた。それがこの朗報!素直にうれしい。

当初は、一般NISAから新NISAへのロールオーバーは名言されていなかったのだが、2019年12月20日、金融庁からの説明会にて「一般NISAから新NISAへのロールオーバー可能」との見解があったようです。
やった、良かった。

特徴は以下の通り。

①一般NISAと「つみたてNISA」につき、投資できる期間をそれぞれ5年延長
②2024年から投資対象商品や非課税限度額を見直すとした。原則として、「1階部分」で積立投資を行った場合に限り、「2階部分」を利用できる

5年延長により、2024-2028年まで継続できる。
一般NISAから新型NISAへロールオーバーができる。
良かった。非課税期間が延長だ。

1階建て、2階建てってのがちょっとややこしいんだけど。
1階建ての部分は「つみたてNISA」と同じ商品が購入できる。
つまり長期・分散・積立に見合った商品のみを対象としているってことだ。

2階建ての部分は現在の一般NISAと同じで個別株も対象になっている。
一般NISAを単純に延長したわけではなく、より長期に積立できるように「つみたてNISA」寄りになったって感じかな。

本来、一般NISAは「老後の資金を個人で貯めてもらおう!
という政府の作戦である。
ところがふたを開けてみたら、「一般NISAで個別株を買って短期売買する」という、本来の趣旨とは違う使い方が横行した。
そこでできたのがつみたてNISA

毎月「つみたて」での買い方限定とし、長期間の資産形成に向かない商品は初めから除外した。もちろん個別株も除外だ。
20年という非課税期間が長期に渡るのも特徴。

そして一般NISAとつみたてNISAのどちらか選択性とした。
そもそも一般NISAの非課税期間は5年と非常に短い。
ロールオーバー(繰り越して非課税枠を使用)したとしても10年だ。
これでは「長期」とは言えない。老後資産を貯めるには短すぎる。

そういう経緯もあって、新NISAが設立したのであろう。

つみたてNISAも5年延長ってなって2042年まで利用できる。
非課税期間は20年のままで変わらないことに注意。
つみたてNISAもそのうち非課税枠が拡大してロールオーバーも可能になってほしいな。

新卒の社会人がつみたてNISAを始めた場合、20年後は42歳くらい。
まだ40代前半!もっと非課税期間が欲しいよね。
ここもいずれ刷新することを願う。

と、前置きが長くなったが、今回は新制NISAの仕様について詳しくみていこう。

一般NISAはこう変わる

現在、一般NISAは

・非課税 年に120万円まで、5年間
・対象商品 株式、投資信託など幅広い
・新規拠出 2023年末まで

とされている。
非課税枠は120万円と大きいが、非課税期間が5年と短い。
この短い非課税期間こそが一般NISAの最大の欠点とも言える。

改正案では新しく資金を拠出できるのが5年延びる見通しだ。
そして一般NISAは新型NISAへ衣替えとなり非課税額は122万円となる。

新型NISA①

2023年までは現行通り一般NISAでの運用となる。
2024年~2028年には新型NISAでの運用となるのだ。5年の非課税期間は変わらない。

 

1階部分と2階部分の違い

新型NISAは2階建て。
・長期運用向きの1階部分。
・株式も買える2階部分

新型NISAは二階建て

それぞれ詳しくみてみよう。

・長期運用向きの1階部分。
非課税枠は年20万円。
つみたてNISAと同じ商品が買える。
つまり、金融庁太鼓判商品。金融庁がおススメの長期の資産形成に適すると判断したインデックス投信など約170本が対象。

・株式も買える2階部分
非課税枠は年102万円。
当初は一般NISAと同様の商品が対象と思っていたが、どうやら違うらしい。
まず株式は買える。個別株のことね。
で、値動きの激しいレバレッジ型投信や整理・管理銘柄が排除される。
長期の資産形成にそぐわないものが排除された形となる。

この2階部分の102万円ってのがちょっとひっかかった。
ここが100万円なら、現行の一般NISAと同様に合計120万円で区切りがいいように思ったからだ。

私の予想だけど、102万円は12で割り切れるからではないかな
1カ月8.5万円でちょうど102万円なんだよね。
毎月つみたてを設定するならば、枠は12で割り切れるとがキリがいい。

1階、2階と分けたことと非課税枠が異なることで混乱はさけたいところだね。

原則として、1階部分を利用する人が2階部分を使える。
そう、これは原則。

例外があるのだ。
・すでにNISA口座を開いている
・過去に株式などの投資経験がある
って方は、1階部分を使わずに2階部分だけで運用することも可能。

ある程度、慣れた人には条件を緩和するってことだね。
それでも2階部分だけなら枠は102万円なので、1階部分も使って併用した方が得策だろう。

1階部分をフルに使う必要はない

原則として、1階部分を利用する人が2階部分を使える。
のだけれど、1階部分はフルに20万円分使う必要はない。
数千円でも1階部分を使っていれば、2階部分を併用できる。
この額は金融機関で異なる様子。

一般NISAから新型NISAへのロールオーバーも可能

ロールオーバーとは、一般NISAで5年間経過した後に、翌年の新型NISA枠に移しかえること。
例えば、2020年の一般NISAは、2024年に終了する。
この終了する分をそっくりそのまま、2025年分の新型NISA枠に移すのだ。

そうすると、新型NISA枠として持ち続けることができる。
非課税期間が5年から10年に延びるわけだ。

一般NISAから新型NISAへロールオーバー

ただ、残念なことに、一般NISAから新型NISAへのロールオーバーは「時価」での移管となるのだ。

・・・時価と言えば、
お寿司屋さんで注文したらヤバいやつではないよ(笑)。

日経新聞の説明では、

 

例えば、一般NISAで50万円投資していた人の資産が値上がりして102万円になっていた場合、それを新型NISAへロールオーバーすると、時価ベースなので102万円の枠を使いきることになるので2階での拠出はできない。
1階の枠(20万円)は残るため、1階のみでの拠出は可能だ。

この場合は2階部分へのロールオーバーについてのみ言及している。
50万円の資産が値上がりして102万円となっていた。
時価ベースでの移管なので、102万円分を2階部分に移管すると非課税枠を使い切ってしまう。
なので、その年はもう2階部分を使うことはできない。
が、1階部分の枠は残っているので、その枠で購入することは可能。

という説明になる。

1階部分の条件(つみたてNISAと同じ商品)を満たせば、1階部分へのロールオーバーも可能なのではと思うが、そこまでは言及されていない。
もっと詳細を教えて欲しいところ。

一般NISAは2014年から始まっており、ロールオーバーすれば非課税期間は10年間となっていた。それが今度は新型NISAでさらに5年延長可能となるのだ。つまり合計15年の非課税期間となる。
ロールオーバーが2段階でできることになる。

ロールオーバーは2段階

2014年に開始した一般NISAは2019年に非課税期間が終わる。
2020年にロールオーバーをして、2025年に新型NISAへロールオーバーできるのだ。これで非課税期間15年
ただし、2014~2018年にスタートした一般NISAに限られる

個人的に、一般NISAを新型NISAへ引き継げることが分かって、ほっとした(笑)。つみたてNISAができる前から、資産運用をしていた一般NISAユーザーにとって朗報!ありがとう金融庁、救済措置作ってくれて!

新型NISAからつみたてNISAへのロールオーバーも可能

これは新型NISAの非課税期間が終わってからの話だ。
1階部分をつみたてNISAへロールオーバーできるのだ

新型NISA1階はつみたてNISAへロールオーバー

2024年に新型NISAで購入した1階部分の20万円は、2029年のつみたてNISAにロールオーバーすることができる。

肝は、
・1階だけロールオーバーできる。
・簿価(ぼか)での移管

であることだ。

1階だけのロールオーバーに制限されるため、2階部分は残念ながら課税口座への移管となってしまう。
しかしながら、簿価での移管はほんと嬉しいことなんだ!

日経新聞によると、

1階部分で20万円で始めた資産が5年後に100万円になっていたとしても、つみたてNISAに移す場合には20万円とみなされて、つみたてNISA40万円の枠のうち残る20万円は別途上乗せ拠出できる。

1階部分の20万円分が、どれだけ増えていたとしても、つみたてNISA枠にその額のまま移管される。
そのうえ、残りの枠20万円分も別に使うことができる。

うわー、すごい。
さすが日経の見出しで「大判振る舞い」と言われるだけのことはあるわ(笑)。
金融庁からの説明会で「おお!」という静かなざわめきが起こった様子。

ロールオーバーについては、しっかりおさえておきたい。

「一般NISA」から「新型NISA」へは時価
「新型NISA」から「つみたてNISA」へは簿価

 

新型NISAの大綱がつかめた上での投資戦略を考える

ここまで新型NISAのことを話してきたが、今から新規に始めるならば「つみたてNISA」をおススメする(笑)。

新型NISAは「一般NISAユーザー向けのグレードアップ版という位置づけ」だ。

2014年から始まった一般NISAの初期のユーザー、つみたてNISAと比べて一般NISAを選んだ中期のユーザー、どちらも相応の投資知識を有していると考える。
だからこそ、このややこしい改変にもついてこれると金融庁は踏んだのだろう。
一般NISAでは個別株も対象となるため、つみたてNISAと一本化を試みると、個別株の売りが殺到することも懸念されたのではないだろうか。

だからあえて「つみたてNISAとの一本化」は止めて、新型NISAを刷新した。

一般NISAユーザーはロールオーバー時の簿価を念頭に入れて、新型NISA移管時は何を1階に、何を2階に分配するかを考えなければならない。

1階部分がすべてつみたてNISAに移管できるのはスゴイこと。
非課税期間が20年も延長となるからだ。
これは同時に、2階部分は課税口座への移管を余儀なくされるということだ。

そう考えると、1階部分はよりリターンが見込めるものが適切であろう。
具体的には新興国や先進国の株式の投資信託だ。

バランス型や全世界株式型も1本で分散投資できて初心者向けでつみたてNISAには悪くない選択ではある。ってかむしろ全世界株式は初心者の積立NISAにはおススメしている。

だが、上記のように「非課税期間が延長できるもの」、「課税口座への移管を余儀なくされるもの」が出てくるとバランス型や全世界株式型は分が悪い。
良くも悪くもリスク・リターンが平準化されるからだ。

一般NISAでバランス型や全世界株式型を買っている場合、同じようなポートフォリオで新興国株式・先進国株式・国内株式等それぞれのインデックス型で組むことを考えてもいいかもね。

終わりに

新型NISA刷新は、考えるきっかけをつくってくれた。
制度が変わると投資戦略も変わる。

これからも長期投資に向けて制度は刷新されていくだろう。
NISAに限らず、iDeCoや税金関係も。

幅広くアンテナを張って、動向を見守りたい。

 

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