FP3級取得後、我が家の家計診断をやってみた! 1(収入・貯蓄編)

FP3級取得後、我が家の家計診断をやってみた! 1(収入・貯蓄編)
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こんにちは、ゆうです。

我が家の家計診断は、依頼しようとしたファイナンシャルプランナーに断られたので(笑)、自分でやってみることにした。詳細はこちら。「FP3級取得後、FPに家計診断を頼んだらどうなったか?意外な結末へ。

daigakuikuまずは自分で作った資料を基に項目ごとに見ていこう。
我が家の【現状】と、客観的に見た【考察】を記していく。
ちなみに2016.10~2017.9のデータで作成。

スライド1

【現状】ま、普通のサラリーマンの家庭だね。2018年1月に第三子出産予定で、子供は3人になる。4人目を目指す予定はない。
子供の年の差があることが、家計にどう影響していくのか。

そして夫婦共に40代に突入していくところ。まだまだ稼がないとね。
自分たちが年金もらえるのは70歳くらいだろうから、あと30年も働かないといけない。そう考えたら、もっとちゃんとこれからの仕事のことも考えないとね。現在住宅ローン支払い中。

【考察】人生の三大支出である住宅ローンをかかえ、今後は教育費が徐々に増えていくことが予想される。子供が幼いうちにどれだけ貯蓄できるか。その額でそれ以降のプランも変わっていくだろう。

スライド2

【現状】世帯年収としてはそこそこになるのかな。夫婦共に正職なのが大きい。産休育休を取得して、辞めずに働いていた成果ですな。
収入は大まかに夫:妻=4:6 詳細は伏せさせてくだされ。

2017年12月から自分が産休育休を取って、2019年1月に時短勤務で復職予定(収入は3/4)。がしかし、産休育休の間にファイナンシャルプランナー2級の資格を取り、その道で稼ぐべく動く予定。収入はキープできれば御の字。はてさてどうなるか。

【考察】世帯年収1000万円をキープできれば、今後の予定も立てやすく、貯蓄or住宅ローン繰り上げ返済に充てることも十分可能だろう。がしかし、ただでさえ、産休育休・時短勤務で収入減となるのに加え、転職となると安定した収入は期待できない。収入減をどこまで許容できるか。妻の方が収入が高いため、妻がどこまで本気で転職を考えているのかが鍵となるであろう。また、各種手当や所得税を考慮すると共働きであることはメリットが大きい。

 スライド3スライド3-2s

【現状】現在の総貯蓄額816万円。
内訳 普通定期預金53%、財形積立7%、投資信託・株式40%。
結婚9年目。披露宴・新婚旅行・住宅ローン頭金などで結婚当初はほとんど貯められず。ここ4.5年で貯めた額に相当する。またその間に産休育休を2回もらっているため、収入減の期間があった。
投資信託は毎月ドルコスト平均法での積立とETFが主。
また、医療保険はすべて掛け捨てのため保険による貯蓄はない。

【考察】世帯主40代で816万円の貯蓄額が多いとみるか少ないとみるか。平均や中央値との比較は可能であるが、背景も異なるため一概に比較して一喜一憂するものでもないと考える。
ちなみに、40代では平均値1026万円(知るぽると2-9参照)、中央値300万円でかなりの開きがある。データによっては平均値700万円って載ってることもある。
平均値は一部のお金持ちによって一気に吊り上がることを理解しておく必要がある。こういった場合は中央値(データを小さい順に並べた時に真ん中の値)を使う方が適切であるといえる。中央値より高いが平均値よりは少ないというところ。
 ここ4.5年で200万円/月以上のペースで貯蓄できていたことは評価ができる。しかし、今後の産休育休で貯蓄ペースもダウンするであろう。
しばらくは貯蓄を取り崩すことなく生活できると良い。

株式は固有株式でなく、投資信託・ETFなどを利用し、リスクを分散しているところは評価できる。保険による貯蓄に依存していない点も評価できる。保険は最低限の掛け捨てで良く、貯蓄型保険もあるが、利回り利便性を考慮すると投資に回した方が得策と考える。

スライド4【現状】夫婦二人フルタイム勤務で年間貯蓄額230万円。収入の約25%を貯蓄にまわせた。児童手当はそのまま子供の銀行に預けている。進学用もしくは、結婚するときに持たせたい。

【考察】投資信託は妻の名義で行っている。夫名義では銀行預金しかないため、夫名義の投資も行いたいところ。NISA、積み立てNISA、iDeCoもしくは併用してもいいかもしれない。
児童手当は進学用で普通預金に貯めているが、進学用なので当面使う予定がない。ならば、投資に回した方が良い。
子供名義の通帳に積み立てたい親の気持ちも分かるが、100万円貯まったら投資に切り替えなど、できそうな範囲内でやってみる価値あり。長女8歳の貯蓄額94万円なので、具体的に検討する時期に入っても良い。

妻が産休育休になると貯蓄額は減となることが予想される。その間だけ積立額を減らすなどして対応したい。転職となると年間貯蓄額は予想がつかない。貯蓄額を減らさないようにするのが直近の課題か。

とりあえず、今回はここまで。

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