こんにちは、ゆうです。
みなさん、iDeCoやNISAはしてますか??
ついでにドラクエしてますか??
今回は、人生における資産形成の考え方をお伝えしたい。
ただ、現実ではなく、ドラクエの世界だったらどうなるか。
「iDeCoやNISA、ポートフォリオをどうやったら分かりやすく説明できるか」をずーっと考えていて、思いついたのがドラクエ(笑)。
今回は、私の妄想をお送りするぞ。
ポートフォリオはパーティ作り
資産形成において、ポートフォリオとは金融商品の組み合わせのこと。
「ポートフォリオを組む」は、どのような投資信託を買って組み合わせるのかということだ。
どこの国の何に投資するのか。
そして、その配分をどうするのか。
資産をおおざっぱに分類してみよう。
どこの国 → 国内・海外
何 → 株・債権
2×2で4つに区分を分けることができる。
国内株式
国内債券
海外株式
海外債権
この4つだ。
それぞれのリスクとリターンから、ドラクエのパーティに当てはめてみよう。
海外は更に先進国と新興国に分けることもできるぞ。
各資産のパーティ編成
・戦士、武闘家→海外株式(先進国)
圧倒的な攻撃力。打撃を得意とする格闘家。
攻撃力は強い反面、戦士はすばやさが低く、武闘家は盾を装備できない欠点も合わせ持つ。
単独だと回復ができないため致命的。
これはリスクもリターンも大きい海外株式だろう!
海外の中でも先進国に限定しよう。
・魔法使い→日本株式
攻撃魔法を得意とする魔法使い。
打撃は不得手だが、攻撃魔法での全体攻撃で一網打尽。
防御力とHPが低いため、狙われるとすぐピンチに。
MPが尽きると使い物にならない。
これはリスクリターンともに先進国株式に次ぐ日本株式。
日本人だから、ホーム・バイアスがかかって本当は戦士にしたいところだけれど、現実はシビア。
GDPの伸び率が1%でくすぶっている日本株式。
本当は頑張ってもらいたいところ。
・僧侶→日本債権
守備の要、回復魔法や補助魔法を得意とする僧侶。
攻撃力も魔法使いに比べるとそこそこ。
こいつがいないと回復できず、戦士も魔法使いも使い物にならない。
一家に一台冷蔵庫的な存在(笑)。
これは日本株式。
もっていることでさほどリターンは期待できないものの、リスクを減らしてくれる効果がある。
国内株式との相関係数が唯一マイナスとなっている国内債券。(つまり一緒にもつことでリスクが減るってこと)
分散投資先としては重要。
・盗賊、商人→海外債権(先進国)
戦闘時にはあまり役に立たないが、フィールドではまあまあの働き。
盗賊は洞窟での宝箱の数を教えてくれたり。
商人は・・・ドラクエ3で町を作りたいおじさんに渡すイメージしかない(笑)。
つまり、いてもいなくてもいい。
これは海外債権。特に先進国。
日本債権と違い、海外債権は為替のリスクがある。
債権であるため、低リスクであることがメリットなのだが、為替のリスクがあるためメリットが活かせない。
個人的に、ポートフォリオに組み込まなくてもいいのではと思う海外債権。
ここはいろいろ人によって考え方はいろいろだろう。
・遊び人→新興国株式・債権
戦闘では常に遊んでいる。
大口を叩きドラゴラムを唱えたかと思えば、効果は発しない。
なんで唱えたんだお前は、と仲間にはあきれ顔。
そんな遊び人もレベル20で賢者に転職ができるという特典があるのだ。それまでの苦労が報われる。
これは新興国株式・債権
先進国株式よりもハイリスクハイリターン。
スパイスとしてちょっとだけ持つ分にはいいかも。
もしかしたら大化けする可能性もあり。賢者になれるか!?
まとめると
・戦士、武闘家→海外株式(先進国)
・魔法使い→日本株式
・僧侶→日本債権
・盗賊、商人→海外債権
・遊び人→新興国株式・債権
って感じだ。
これをドラクエ4に当てはめるとなかなか楽しかった。
ドラクエ4のパーティに当てはめてみる
・ライアン、アリーナ→海外株式(先進国)
攻撃はお任せ。パーティでは主役級。まずスタメン。
キラーピアス最高(笑)。私は2人とも常に入れていた。
攻撃力の高さが先進国株式にはピッタリ。
・ブライ・マーニャ→日本株式
氷系の魔法を得意とするブライ。・・・後期高齢者か?
対して、炎系の魔法が得意な妖艶なマーニャ。ビジュアルに差がありすぎるぞ(笑)。
人数少ないときは、それなりに使える。
ライアンが加わってからは馬車にいることが多い。
頑張れ日本株式!!
・クリフト・ミネア→日本債権
守備を得意とする2人。HP高めのクリフトはスタメン入り。
スクルト、フバーハなどの補助魔法もお任せあれ。
ボス戦でザキを唱える学習しないクリフト(笑)。
それでも、いると安心な日本債権。
・トルネコ→海外債権(先進国)
すまぬ、トルネコ。ガーデンブルク要員はお前だ(笑)。
個人的には3章は好きなのだが、トルネコは戦闘では正直使えない。
いてもいなくても困らない存在。悲しいかな。
個人的にはあってもなくてもいい海外債権。
・勇者→バランス型ファンド
勇者の扱いが正直困った。勇者と言うほどバランス型ファンドは優秀ではないからだ(笑)。
が、攻撃力守備力もそこそこ、回復魔法も使えてというオールマイティなところは単一の資産には当てはまらない。
バランス型ファンドは複数の資産に均等に配分されている。
これは一つで分散できるメリットがある反面、自分で配分できないというデメリットも合わせ持つ。
4資産均等型なら日本・先進国×株式・債券の4資産。
8資産均等型なら日本・先進国×株式・債券・REIT(不動産)、新興国×株式・債券の8資産。
勇者というと聞こえはいいが、何もかも中途半端なんだよね(笑)。
攻撃力では戦士に劣り、回復魔法は僧侶に劣る。攻撃呪文もあるがライデイン・ギガデインってそんなに使わない。
秀でているものがない分、すべてそこそこのでき。優がなくてすべて良みたいな。
勇者をバランス型ファンドにしてしまうと、ごめん、正直魅力はあまり感じなくなってしまった(笑)。
ドラクエでは攻守に使える勇者はけっこう頼もしいのだけれど。
・ドラクエ4のパーティはバランスが取れている
ちなみにドラクエ4のパーティのポートフォリオは
先進国株式 25%
先進国債券 12.5%
日本株式 25%
日本債権 25%
バランス型ファンド12.5%
となる。
うん。なかなか悪くない(笑)。
実際はバランス型も先進国株式~日本債権まで含まれているだろうけどね。詳細は割愛。
ちなみに、よくポートフォリオの見本とされるGPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)も見てみよう。
先進国株式 25%
先進国債券 15%
日本株式 25%
日本債権 35%
GPIFは保守的だと言われている。つまり守りが強い。僧侶=日本債権が多め。
ドラクエ4とGPIFを比べてみよう!
比べてみると、ドラクエ4はなかなかバランス取れているのでは。
そもそも、「ドラクエ4とGPIF比較」っていうワードがおもしろくて、にやけてしまうんだけど、そんな人いない??(笑)
年齢によるポートフォリオの再編成
ここからは少し趣を変える。
資産形成においては、年齢によってリスクの許容度が異なる。
若い人ほど挽回する時間的余裕があるため、リスクを取ることができる。
ポートフォリオをパーティ8人としよう。
20代であれば、
戦士1、戦士2、武闘家1、武闘家2、魔法使い1、魔法使い2(株式)
僧侶、商人(債権)
このくらいの積極性があってもいいかも。
メンバーを具体的に言うと
ライアン、キーファ、アリーナ、マルティナ、マーニャ、ゼシカ
クリフト、トルネコ
うわー。めっちゃ強そうじゃない??
戦士はメルビンも浮かんだんだけど、戦士おっさん2人はイヤだなと思ってキーファを選んだ(笑)。
そして、ものすごくトルネコの場違い感(笑)。パーティまとめてくれそうだけどさ。
クリフトの負担がでかいな。アリーナ以外見放されそう。
このパーティの女子は怒らせるな!!怖すぎるぞ。
そして30代、40代と年齢を重ねるごとに、守りを重視していきたい。
30代で マルティナ→ミネア
40代で キーファ→セーニャ
へ、バトンタッチだ。
定年を迎える60代では、さらに守りに入ろう。
最終的にはこんな感じ。
ライアン、アリーナ、ゼシカ
クリフト、ミネア、セーニャ、チャモロ、トルネコ
うん。メンバーだいぶ落ち着いたね(笑)。
シニアでは「殖やす」よりも、「減らさない」にシフトしていきたい。
iDeCo、NISAはラスボス対策?
では次に、人生の三大支出について考えていきたい。
人生の三大支出と言えば「子の教育費」「住宅購入費」「老後の生活費」だ。
これをラスボスに当てはめてみよう。
子の教育費 → バラモス
住宅購入費 → ゾーマ
老後の生活費 → エスターク
こんな感じかな!
・バラモス戦(子の教育費)
まず最初は子の教育費。第一の難関だ!
ここを使いすぎると、ゾーマ戦、エスターク戦の前に燃え尽きてしまうぞ。
また、40歳前後に出産があると、バラモス戦とゾーマ戦が一緒に来てしまう恐れあり!!
下手するとそこにエスターク戦も加わる(笑)。
もう三つ巴で潰し合ってくれって思うけど、そうもいかない。
・ゾーマ戦(住宅購入費)
人によってはバラモス戦よりも先にきてしまう恐れのある住宅購入費(笑)。
家を買わないにしても、住居費は誰にでもかかってくる。
しかも今は住宅は35年ローンが多い。35年もゾーマ戦か!?長すぎるぞ。
アリーナがアラフィフに!?ブライ生きているのか。
エスターク戦に挑む前に、けりをつけておきたい。
単純に住宅にかかる費用だけでなく、長期に渡れば修繕費、管理費などの維持費もバカにならない。
敵はゾーマだけではないぞ!固定資産税も痛いぞ。
ゾーマ戦の前哨戦、キングヒドラ、バラモスブロス、バラモスゾンビ対策としてこのあたりは備えておきたい。
・エスターク戦(老後の生活費)
老後の生活費は、先が読めない。
エスタークがどんだけHP高いのか、よく分からないように。
エスターク戦に入る前に、バラモス・ゾーマは潰しておきたい。
資産形成の最終ステージである。エスターク戦にそなえ、いままでどう準備してきたか。
その結果がここに集約される。
さあ、この3つのボス戦。挑む前には作戦を立てるよね。
このボス戦に対して有効な「ひかりのたま」にあたるのがiDeCo・NISAなのだ。
iDeCoやNISAは若いうちから、毎月定額で資産をつみたてることができる。ボス戦にそなえてためておく感じ。
NISAは貯めていた分の途中引出しも可能だ。
バラモス戦、ゾーマ戦で苦戦しそうだなってときは、ためておいた「ひかりのたま」を一部解約することができる。
「ひかりのたま」を解約という、このパワーワード(笑)。
対してiDeCoは最終戦のエスターク戦でしか使えない。
60歳以上でないと下ろせないからだ。エスターク戦限定でためておくのだ。
レベルの低いうちから、攻撃力を貯めておくとボス戦で発揮することができるのだ。
iDeCoとNISAは一緒に使うこともできる。iDeCo枠、NISA枠で別々に貯めておけるのだ。
資産形成においては、時間は味方だ。複利の効果が期待できるからだ。
早ければ早いうちに始めると、後々効果がでっかくなる。
レベル5の時に、攻撃力5をつみたてすると、ボス戦では4倍になって攻撃力20として使えるようなイメージ。
レベル30で攻撃力5をつみたてても、ボス戦まで期間が短いため、攻撃力は1.2倍の6にしかならないのだ。
だからといって、早くからめいっぱい貯めておいても、ボス戦じゃないところでやられてしまうと意味がない。
自分の年齢、収入、リスク許容度を加味してムリのない程度から始めよう。
始めるのが先。考えるのは後
とりあえず冒険に出て、後からパーティは整えよう。
まずは、つみたてNISAを始めよう。今なら月100円から投資信託は買える。
早ければ早いほうがいい。月100円なら、なくなったとしても痛くないでしょ。そして、徐々に増額すればいい。
ただ、iDeCoはもうちょっと慎重に。
・iDeCoは最終戦でしか使えない
・月額最低でも5000円はかかる
・一度スタートすると、途中でやめられない。
ここをしっかり頭に入れてから、iDeCoはスタートさせるのだ。
おわりに
自分の妄想から投資とドラクエをムリヤリ結びつけてしまいました(笑)。
スクエニさん、許して。
分かりやすさを優先しているので、細かいツッコミは却下させてー。
真に受けずに、なんか変なこと言ってるーって軽い感じで見てもらえれば本望だ。
でも、そこまで言いたいことからずれてはいない。
・ポートフォリオは年齢を重ねるほどに保守的に。
・資産形成は早ければ早いスタートがいい。
ただ、これが言いたかっただけ。
そして、ただ、ドラクエを語りたかっただけ(笑)。
さあ、共に豊かになってアレフガルドに平和をもたらすのだ!!
おススメの資産形成の書籍!