こんにちは、ファイナンシャルプランナーを目指しているゆうです。
みなさん、投資してますか??
iDeCo、NISA使ってますか??
ところで、生活防衛資金はある??
マネー本では「生活防衛資金を貯めてから投資をしよう」と言うものが多い。
ならば生活防衛資金が貯まってからでないと、投資をしてはいけないのか?
そんなことはない。
同時にやっていけばいいのでは。
「生活防衛資金を貯める」と「投資」を同時にしちゃえばいいじゃん。
生活防衛資金を軽んじているわけではない。
毎日の生活は大事だ。
この理由を今回は話すことにする。
生活防衛資金とは
生活防衛資金とは「職を失ったり、病気やケガで動けない時に安心して生活できるための資金。」のことを指す。
書籍によって額はまちまちだ。
生活費の2か月分、3ヶ月分、6か月分。
そして、長ければ2年分だ。
どれが正解かは、個人の生活防衛資金の考え方によるだろう。
「大災害で仮設住宅に転居。建物は崩壊し、銀行のATMは使えない状況。」
まで想定すれば、6か月分は欲しい。
同時に職を失えば1年、2年分はあると安心できる。
さて、2年分も生活防衛資金があれば、安心して投資も始められるだろう。
だが、4人家族で年間生活費500万円の場合。
1000万円まで貯まらないと、投資に手を出してはいけないのか?
私の答えは「ノー」だ。
一般的な投資運用の流れ
大まかな流れとしては以下の通りだ。
家計の把握 → 生活防衛資金の確保 → 投資
うん。間違いない方法だと思う。
でももったいないと私は思ってしまうのだ。
家計の状況を把握することで、投資に回せる金額を出すことができる。
無論、消費者金融に借金があったり、リボ払いの借金があるならば、そちらの返済を優先すべきだ。
しかし、通常マイカーローンや住宅ローンは早急に返済する類のものではない。
「借金返済が何よりも優先」ではないと考える。
それに何より家計の把握は時間がかかるし面倒だ。
共働きで子供もいて、家に帰ればご飯の支度。
残業続きで帰ってからはゆっくりしたい。
そう、私たちは忙しい。
必然的に家計の把握は後回しになるだろう。
そうすると、何もかもが遅れて、投資までできるのは一体いつになるの?ってことになりかねない。
そこで私が提案するのはこれだ。
「投資」と「生活防衛資金の確保」を同時にやってしまえ
「投資」と「生活防衛資金の確保」を同時に行い、それから家計の把握をする。
投資・生活防衛資金の確保 ⇔ 家計の把握
投資にかける金額は、なくなってもまあいいかなと思える金額から。
月1000円くらいは捻出できるでしょう。
今では投資信託は100円から買えるからね。ワンコイン!
学生であっても、月100円は大丈夫でしょう。
インデックスファンドの投資信託で積立をしよう。
そして、生活防衛資金の確保は、預金にでも貯めておこう。
ここで「投資」をまずして欲しい理由を挙げていく。
<口座開設に時間がかかる>
手数料を考えれば、証券会社はネット証券一択だ。
この口座開設には結構時間がかかる。
本人確認やらなんやら。
口座を開設すること自体は無料でできるので、投資したいと思ったその日にもうやってしまおう。
<資産形成の加速度が増す>
「投資」を始めると、その値動きが面白くなる。
インデックスファンドの投資信託は、そんな派手な動きはないだろうけど。
そして、「投資」を始めると言うことは、それ自体が、経済をまわす歯車のひとつになるのだ。
自分が経済をまわしている!
投資を始めると、社会情勢・経済状況が気になってくる。
新聞やニュースでも、気になるワードに反応する。
iDeCoやNISA。日経平均株価とか。
そうなるとしめたもの。
そこからどんどん興味がわいて、楽しくなってくる。
もっと投資にまわしたいなーって思ってくる。
そして考える。どうやって捻出しようかと。
そうなると「家計の把握」に本腰を入れるようになる。
医療保険は必要か?
格安スマホでいいのでは?
そう。何の気なしに家計簿をつけるよりも、真剣に考える。
そして投資に回せる額が増えると、嬉しくて更に家計の把握に努めるようになる。
投資に対する情熱で、資産形成の加速度が増すのだ。
<モチベーションを維持できる>
「家計の把握」は大事だ。
でもそこに一生懸命になってしまい、燃え尽きてしまうことがあるんじゃないかな。
家計簿をつけるのは手段であって、目的ではないはずだ。
とりあえず投資をしてみる。
チャートを見たり、株価をみたり。
やってみると自分に足りない部分に気づくことができる。
選び方はこれでいいのかな。
iDeCo、NISAどれにしようかな。
私だけじゃなくて、夫にもしてもらいたいな。
ポートフォリオはどうしたらいいかな。
家計の把握がすぐできるものならいいが、
腰を据えてやろうと思えばけっこう大変な作業だ。
そのうち、投資に対する興味が失せてしまうのではないだろうか。
投資に対するモチベーションを維持するためにも、まず投資してみよう。
最後に
この考え方は、自分の性分のせいだと思われる(笑)。
欲しくなったら、今すぐ欲しいのだ。
待ちたくない、待てないのだ。
その時に手に入らなければ、あくる日には欲求がサーと引いてしまっていることがある。
だから、キンドル本はありがたい(笑)。
まずはスタートさせること。
これがとっても重要だと思っている。
自転車を漕ぐのも、大変なのは最初だ。
最初を乗り越えれば、あとは楽に進んでいく。
投資は資産家だけがやるものではない。
誰でも、あなたでもできる。大丈夫。
少しでも、投資に興味を持つ人が増えることを、スタートできる人が増えることを願う。
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