【投資初心者必見!】NISA・iDeCoはただの器(うつわ)。あなたに合う器を選ぼう!(前編)

【投資初心者必見!】NISA・iDeCoはただの器(うつわ)。あなたに合う器を選ぼう!(前編)
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こんにちは、柊ゆうです。

iDeCoやNISA使ってますか??
投資してますか??

職場のおばちゃんが銀行でつみたてNISAを始めた。
でも全然分かっていなかった(笑)。やる気はあって、すばらしいことなのだが。
やり始めたけど、実はよく分かってない人もいるんじゃないかな。

そこで今回は一般NISA、つみたてNISA、iDeCoについて話してみる。

投資の仕組み

一般NISA・つみたてNISA・iDeCoは投資をする際に、使ったらお得になる制度である。
でも、そもそも大枠が分かっていないと、どうお得になるのかも分からない。

まずは、簡単に投資の仕組みを話す。
まず証券会社に口座を作る。
普通に口座を作れば、それは課税口座(利益に税金がかかる)となる。
つまり、証券会社に課税口座という入れ物・器(うつわ)を用意してもらうことになるのね。

銀行口座を開くときと同じようなイメージね。

証券会社を通じて購入した株や投資信託などは、全てこの器に入れることになる。

この課税口座は車でいうと、標準装備ね。
で、この課税口座という器に入れたものは、運用益が課税される。

解説しよう。
株の基本は安く買って高く売るだ。差額が利益となる。
100万円で買った株が、120万円で売れたとしよう。
利益はいくら?

そう。20万円だよね。
じゃあ、その20万円がまるまる手に入る??

残念ながら手に入らない。税金が引かれるからだ。
20万円に課税されるのだ。
ここで得た20万円は運用益と言い、約20%が税金で取られてしまう
なので、実際に手に入る額は16万円ほどになるのだ。

えーー!!いやだー!!
って思うよね。

でも課税される口座って、別に証券会社の口座だけではない。
みんなももう持っているよ。

銀行の口座だ。
微々たる金利だけど、ちゃっかり税金取られているよね。
利子が10円ついたとしても、税金が2円引かれて、実質8円の入金ってなるんだよね。

課税されるのは何も特別なことではないのだ。

そして、ここからが本番。
この税金20%がかからない制度があるのだ。
それが、一般NISA,つみたてNISA,iDeCoになるのだ!!
なんてすばらしい。

 

優れた税優遇制度

一般NISA,つみたてNISA,iDeCoには優れた税優遇制度がある。
共通する制度として、
長期間の投資をする際に、税金を優遇してくれる」ことが挙げられる。

課税口座の利益20万円には税金がかかる。
しかし、一般NISA,つみたてNISA,iDeCoでは税金がかからないのだ。

そして運用益にに税金がかからないことを、「運用益が非課税」という。

一般NISA,つみたてNISA,iDeCoは、運用益が非課税なのだ。

先ほど、証券会社の課税講座は標準装備だと言った。
課税講座が標準装備とすると
一般NISA,つみたてNISA,iDeCoは無料オプションだ。

車を買った時のオプションはたいてい有料だ。
しかし、一般NISA,つみたてNISA,iDeCoは無料で利用できるのだ。

契約すれば、課税口座、一般NISA、つみたてNISA、iDeCoのそれぞれの器(うつわ)を証券会社に持つことになる。

大事なのは、
どの器に何を入れるかだ。

「器」にあたる部分が、課税口座、一般NISA、つみたてNISA、iDeCoだね。
「何」にあたる部分は株、債券、投資信託など証券会社で買えるものを指している。

「一般NISAに株」を入れる。
「つみたてNISAに投資信託」を入れる。
こういった具合だ。

この3つの制度「一般NISA、つみたてNISA、iDeCo」には、それぞれ特徴がある。できることとできないこともある。

例えば、「つみたてNISAには株は入らない」など。
ここでいう株は個別株のことね。
ソニーとかマイクロソフトとか単体の個別株は、つみたてNISAで買えないってこと。

それぞれの特徴を説明しよう。

 

制度のさきがけ!一般NISA

はい。まずは一般NISA。
2014年から使えるようになった制度だよ。
NISAというのは「少額投資非課税制度」の略。
なんか、舌をかみそうなくらいややこしい名前だね(笑)

分解して一個ずつ見ていくと分かるよ。
少額・投資・非課税・制度
少額投資した際の運用益を非課税とする制度

少額っていうけど、一般NISAの限度額は年間120万円。
とても少額とは思えない額だけど、資産家からみれば120万円はちっぽけな額らしい(笑)。だから少額ってついてる。

もともとはイギリス発祥の制度だよ。そこではISAと呼ばれていた。
いい制度だから日本でもやっちゃおうぜって感じで、日本でも採用。
名前を公募して日本版ISA、NISAとなった。
だからNは日本のNだよ。

一般NISAは年間120万円まで。5年間運用できる。
今のところ2023年で終了予定。

2018年から一般NISAを始めた場合。
2018年の1年間。1月から12月までで120万円分枠がもらえる。

2018年1月 個別株100株 40万円
2018年2月 投資信託 20万円

こんな感じで買ったものを一般NISAの器に入れ込む。
1年分の枠が120万円であるので、残りの枠は60万円だね。

120万円を超えてしまう場合は、課税口座に入れるしかない
翌年、2019年になればまたその年の枠120万円分もらえるのだ。
ちなみに、私はこの枠を使い切ったことがない(笑)。
年間120万円ってなかなか難しいわー。

一般NISAは5年間運用ができる。
2018年に買った株は
2018年から2022年12月まで、一般NISAに入れておける。
2018、2019、2020、2021、2022年まで。丸5年だね。

年間120万円×5年間で、最大600万円分が非課税になるよ。

さて、5年経過した後はどうなるのって思うよね。
そこは大丈夫。3つの選択肢があるよ。

5年経過後の3つの選択肢
①売る
②課税口座に移す
③ロールオーバーする。

ひとつずつみてみよう。
①売る
売ってしまえば、利益が確定する。
もちろん運用益は非課税。

②課税口座に移す
引き続き持っていたい場合は、課税口座に移す方法もある。
移した後の運用益は課税される。

③ロールオーバーする。
ロールオーバーとは、翌年のNISA枠に移しかえること。
例えば、2018年の一般NISAは、2022年に終了する。
この終了する分をそっくりそのまま、2023年分のNISA枠に移すのだ。

そうすると、NISA枠として持ち続けることができる。
非課税期間が5年から10年に延びるわけだ。

この場合、値上がりして総額が120万円を上回っていても、全額NISA枠として使うことができるよ

例えば、2018年に一般NISAで120万円購入したとしよう。
2022年終了時に150万円に値上がりすれば、150万円分をそのまま2023年のNISA枠に移すことができるのだ。

値下がりしていた時のことも考えてみよう。
100万円に値下がりしていた場合、100万円分をNISA枠に移せる。
そして、その年の枠は120万円分になるので、後追加で20万円分購入することができる。

ただ、NISAは2023年で終了する。
これは、翌年2024年から新規に買える120万円の枠がなくなるという意味だ。
過去に購入したNISA枠分を持ち続けることはできる。
実際2022年に購入した分は、2026年の年末まで持ち続けることはできる。

なので、2019年以降の分はロールオーバーすることができない。
2018年分は、2023年分にロールオーバーできる。
2019年分は、2024年にはもうNISA枠で購入できない。

したがって、2019年以降にNISA枠で購入した分は、
①売る
②課税口座に移す

の2つしか選択肢がなくなるわけだ。

一般NISAの使い方

ここで一例をお見せする。

図のように、好きな時に好きな株を買うことができる。
年間120万円におさまっていれば良い。

一般NISAの利点

・枠は合計120万円まで
一般NISAでは年間120万円の枠内で、自分でタイミングをみて購入することができる。もちろん投資信託を積み立てして、毎月1万円分購入など設定することもできる。

・商品の選択肢が多い
株式(個別株)、投資信託、ETF、REITなど。
ETF、REITは上場投資信託、不動産投資信託の略だ。
詳しい説明は省くが、一般NISAは商品の選択肢が多く買えるものが多いってことだけ覚えておこう!個別株が買えるのは一般NISAだけ。

・スポット買いができる。
スポット買いとは自分が好きな時に株を買うことである。
図のように、今月は10万円分、来月は12万円分と自分で割り振ることができるのは一般NISAだけだ。

iDeCo、つみたてNISAは「毎月定額で投資信託を購入すること」ができる。
逆にいうと、それしかできない。
一般NISAでは、唯一スポット買いができるのだ。

・引き出しはいつでも可能
一般NISA、つみたてNISAはいつでも引き出せるのが魅力のひとつだ。
iDeCoは60歳までは引き出せない。

・自由度が高い
総合的に見て、一般NISAの自由度は高い。
選択肢が多く、唯一個別株を買うことができる。

ただし、一般NISAにも欠点はある。

一般NISAの欠点

・非課税期間5年は短い。
老後資金を貯めるのに、5年は短すぎる!!
ロールオーバーしても10年でしょ。
人生100年時代って言われているのに、あまりにも短い。
たった5年で長期投資って言えるのだろうか。

・120万円分も枠を使いきれない
年間120万円ってことは、毎月10万円だ。
毎月10万円分も投資にまわす余裕はある??
うちはないよ(笑)。

一般NISAの欠点は、一言でいうと
「枠は大きいわりに、期間が短い。」だね。

これを補うためにできたのが、つみたてNISAなのだ。

 

使いやすさナンバーワン!つみたてNISA

つみたてNISAは2018年から始まった。
比較的新しい制度だよ。
いわば一般NISAの改良版。マイナーチェンジ!

例えば、2018年からつみたてNISAを始めた場合。
2018年の1年間で40万円分枠がもらえる。
そしてこれは20年間運用できるので、2037年まで持つことができる。

つみたてNISAは2037年で終了のため、ロールオーバーはない。

年間40万円 × 20年間 =最大800万円分が非課税となる。
NISAの600万円とくらべると、大きいんだよね。

つみたてNISAの使い方

「つみたて」でないと購入ができない。
この図では毎月2万円のつみたてだね。
そして、年2回だけ増額することも可能。

購入できるものは、主に限定した投資信託

限定していることは、決して悪いことではない。
金融庁が資産形成に向かないものを最初から省いてくれているのだ。

引き出すこともいつでもできる。
一般NISAほどではないが、自由度はまあまあってところかな。

一般NISAとつみたてNISAの比較

ここで一般NISAとつみたてNISAを比較してみよう。
表にするとポイントが分かりやすいね。

ただこの2つは併用ができない
ここだけは、注意してね。1年毎の切り替えは可能だよ。
2018年に一般NISA,2019年につみたてNISAって切り替えるのはオッケー。

一般NISA、つみたてNISAはこんな感じ。

後半はiDeCoを見てみよう。

 

一般NISA・つみたてNISAのおススメ書籍はコレ!

 

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