こんにちは、ファイナンシャルプランナーのゆうです。
「ブログでうまくマネタイズできない。」
「集客ってどうやってやるの?」
「SEOってなんかよく分からん」
そんなお悩みのあなたにぜひ読んで欲しい本を2冊紹介する。
私、目からウロコが落ちまくりやった(笑)。
何も知らずにブログ作ってたんだなーって、ほんと思った。
そもそもSEOとは。
言葉の選び方、文章の書き方。
ブログの運営の仕方。
集客の方法。
ソーシャルメディアとの連携方法。
503エラーは機会損失!
などなど、もうほんとよく分かって興奮している状態(笑)。
「そうだったのかー!」
「えー、知らんし。うわー学べてよかった」
って素直に感謝した。語彙力がなくて、この感動を伝えられないのがもどかしい(笑)。
私も含めマネタイズできないあなた!
一緒に学ぼう!!ほんとタメになったんだ。
その書籍の感想をお送りする。
きっかけは、1つのブログ記事だった。
ちっともマネタイズできない自分のブログ。
何とかしたいなあと見つけたこの記事。
アフィリエイトで稼ぐ手順を解説する【月5万円コース】
そこで紹介されていたのが「沈黙のWebマーケティング」「沈黙のWebライティング」だったのだ。
何か自分も成長できればと読んでみたのだ。
SEOとかマーケティングって難しいってイメージがない?
さあやろう!って思って、調べてみてもイメージが沸かなかったり、眠くなったり(笑)。
苦手意識があったんだよね。そして結局よく分からない。
「沈黙のWebマーケティング」「沈黙のWebライティング」は会話形式で物語が進んでいく。
だから分かりやすい。さらにおもしろい&役に立つ。
このバランスが素晴らしい。
1冊目はこちらから。
「沈黙のWebマーケティング」Web集客のすべてが詰まっている
単元ごとに会話でストーリーが展開し、後半に文章でポイントをまとめてくれている。
ストーリーは、
とあるオーダー家具「マツオカ」。
騙されて「マツオカ」のサイトの順位が落ちてしまったところから始まる。
主人公のボーン・片桐の助言で、サイトの順位を回復させ、Webでの集客を成功させたというWebマーケティングのお話。
ストーリー仕立てだからこそ、すんなり理解しやすいのだ。
「お前のサイトはもう死んでいる。」
なんて、どこかの名台詞のようなセリフもおもしろい(笑)。
主人公のボーン・片桐はイメージとしては、ターミネーター2のシュワちゃんね。
専門用語を必殺技のように繰り出す!
「ウェブマスターツール!」
「リサーチ・オブ・ザ・リンク!」
「SWOT分析」
「ソーシャルディスタンス!」
「アベノマスク!」
…あ、最後の2個は違った(笑)。
内容もほんとてんこ盛り。
・グーグルからの警告、ペナルティの対処法
・そのそもSEOとは
・グーグルのガイドライン、やってはいけないこと
・Webデザインの本質は「言葉」
・コンテンツファースト
・”そもそも論”で考える
などなど、守備範囲がほんと広い!
私が初めて知ったこと、感銘を受けた個所を紹介する。
1.お客様の代名詞は「皆さん」ではなく、「あなた」で書く。
文章の書き方までレクチャーしてくれるなんて。
ブログは「1対 多数」のイメージが強いけれど、実際は「1対1」の対話なんだよね。
だから、「皆さん」ではなく、「あなた」の方が、自分に話してくれているって感じるよね。
大多数の皆さんではなく、「今読んでいるあなた」に向けてのメッセージを意識しようってことだよね。
2.ページは「セリング」と「コンテンツ」に分けて考える
サイト内で展開するページはセールスのための「セリング」と、リンクを集めるための「コンテンツ」に分けて考えると良い。
つまり、「たくさん見られるページ=コンテンツが充実」と「商品が売れるページ=セリング」に分けて考えるってこと。切り離して考えることで自然にリンクが集めやすくなるんだって。
へーーー!!!!知らんかった。そうなんだ。そうだったんだ。
PV数が多いページから商品って売れると思っていた。
分けて考えるんだ。そうなんだね。びっくりした。
「コンテンツにリンクが集まると、ドメインが強くなる」んだって。
「ドメインが強くなる」と、検索したときに上位に表示できるようになるって。
だから結果的に「セリング」のページも上位表示しやすくなる。へーーーー。すごい。
って、こういう情報はみんなどこで知るの?ほんと初めて知った。
3.Twitterでの運用方法のコツ
Twitterの運用にコツがあったなんて。
ただ自分のページにリンク貼って、つぶやけばいいのかと思っていた。
・フォローする相手を選ぶポイント
・フォローする相手の見つけ方
・理想的なシナリオ(運用から1か月目、2か月目、3か月目の目標)
フォロワーもやみくもに増やすだけじゃダメなんだって。
コミュニケーションが取れないと意味がないと。
自分の声が届くフォロワーを大切にして増やすようにする。
そして一番大事なのはTwitterを楽しむこと。
ほほー。そうなんだ。そうだったんだ。
Twitterにも正しいやり方があったんだ。
4.「503エラー」の対処方法。
そもそも「503エラー」が何のことかも知らなかった(笑)。
急激なアクセスが集まると「503エラー」という表示が出て、サイトが見れなくなることがある。
例えばTwitterでバズッたりしたとき。
そうなると、せっかくアクセス集まってるのに、見れない人が出てくるんだよね。
重大な機会損失になってしまう。
その理由と対処方法もしっかり書いてある。
サーバーとか考えたこともなかった。比較の仕方までバッチリ網羅。
系統立てて教えてもらえると、頭にすんなり入るなあ。
この本は、オーダー家具「マツオカ」のWebマーケティングを成功させた話だ。
目的は「Webによるオーダー依頼の増加」だ。
検索順位アップ→PV数アップ→オーダー依頼が増える
という流れになる。
個人のブログの場合は目的が違うよね。
まずは、自分がブログをする目的から考えてみようと思った。
このブログを通して、私はあなたに何を伝えたいのか。
伝えたいことが分かれば、やるべきことがクリアになるだろう。
「言葉は文章になり、”ストーリー”を紡ぐ。」
「沈黙のWebマーケティング」の中で出てきた言葉。
ステキだなーって素直に思った。ほんとおススメです。
kindle版で2回読んで、本も買ったくらい(笑)。
「沈黙のWebライティング」読ませる文章を書こう!
「沈黙のWebマーケティング」の続編にあたる。
「沈黙のWebライティング」も単元ごとに会話でストーリーが展開し、後半に文章でポイントをまとめてくれている。
ストーリーは、
須原の旅館「みやび屋」。
サイトからの予約がほとんどなく、上位表示できない状態。
主人公のボーン・片桐の助言で、SEOに強いサイトを作り、外部ライターに依頼し記事を書いてもらい集客に成功する。Webライティングのお話。
「Googleが掲げる10の事実」を知っているだろうか。
私はちっとも知らなかった。
そしてGoogleは「利便性」を最優先に考えている。
ブログの鉄則、基本が書いてある。
なのに私は知らなかった。
Webに強い人なら周知のことでも、しがない主婦の私には届かないのである。
自分が知ろうとしていなかったのも大きいな。
SEOってなんとなくは分かるけども、だからといって具体的にどうすればいいのかは分かってない。
そこをうまく解きほぐして、こうやっていこう!って指示出しをしてもらう感じだ。
今までは監督がいない状態でプレイしていたけど、この本のおかげで名監督がついたようだ!
では、ここでも
私が初めて知ったこと、感銘を受けた個所を紹介する。
1.そもそも、みんな本当に検索したいのか?
調べたいことがあるから検索を使うのだけど、仕方なしに使うこともある。
「検索」は手段であって、ユーザーは悩みや質問に関する答えが欲しいのだ。
ユーザーファーストで考えよう。
ユーザーの検索意図を推測するための方法が4種類記載している。
2.人は、誰かに一方的に商品をオススメされるより、”自分で納得して選んだ感”がほしいものだ。
ああ、分かるーー!!
欲しいものがあったら「欲しいもの 感想」で検索しちゃうもんな。
実際に使った人の生の声が聞きたいんだよね。
そうか、背中を一押ししてくれるような情報がいいのか。
3.人は選択肢を多く見せられるほどトクした気分になるが、それと同時に、選択を困難に感じ、結果的に満足度が低くなる(選択のパラドックス)
情報はできるだけたくさん欲しいけれど、多すぎると脳の負荷になって選択行動の妨げになる。
情報は多ければいいってわけじゃない。
情報を厳選して絞った方が、結果的に選んでもらえるんだね。
4.Webマーケティングの醍醐味は、”人の心を動かすこと”だ。
実はこのページにも”感情表現を入れ共感を誘発するポイント”を使っているのだ。
冒頭のことばだ。
「ブログでうまくマネタイズできない。」
「集客ってどうやってやるの?」
「SEOってなんかよく分からん」
感情表現をいれ、自分事化による”共感”を誘発する。
「ああ、分かるー」っていう共感できるところを書くのだ。
こういったポイントがまだまだたくさん書かれている。これマスターすればそうとう読ませる文章書けるんじゃないかな。
5.読み手の脳の負担を減らす
人は文章を読むとき、脳のエネルギーを消費する。
脳の負担を減らすポイントも載っている。
知らなかったポイントはこれ。
「この」「その」「あの」などの指示代名詞を減らす。
理由は「文章を読み飛ばした際、主語を見失わないように」だ。
そっか、そうだよね。スマホでスーってスクロールしちゃうから、読み飛ばすこと多いもんね。
そこで「この」「その」とか出てきたら、え、何のことってなっちゃうよね。
これが、ユーザーファーストかあ。むっちゃ具体的で分かりやすい。
それでいて納得だもんな。
6.脳は「ふたつの思考」で動く
検索したページを読み進めるかどうかは、脳の「ふたつの思考」が判断する。
「システム1」と「システム2」の思考だ。
「システム1」が、物事を直感的に理解しようとする思考。見やすい、読みやすい。
「システム2」が物事を論理的に理解しようとする思考。分かりやすい。
この2つを満たす必要がある。
ここの説明もほんとおもしろいんだよね。
「感情に訴えて、論理的に書く。」ってことなんだけどね。
もう、ほんと読んでっていいたい。
おもしろいだけじゃダメだけど、真面目な文章だけでもつまらないよね。
そのへんのバランスだよね。
他にも紹介したいことたくさんあるんだよー。
・「専門家ほど何を言っているのかわからない現象」
・マインドマップの利用法
・作り手への敬意
・オウンドメディアの運営、立ち上げ
・解析ツールの導入&運用
・取材のノウハウ
ああ、書ききれん。
総じていうと、どうやって「お・も・て・な・し」をするのか。
見てくれるブログの作り方は「全てをユーザーファーストにすること」なのだ。
いかに心地よくさせるのか。
どうやって「お・も・て・な・し」をするのかってことだよね。
一通り見終わってから、自分のサイトを見るとほんと恥ずかしい(笑)。
前々おもてなしできていない。
ああ、自分のサイトは自己満足だなあ。
見てくれる人を想定できていない。独りよがりなサイトだ。
ユーザーを意識していないサイトだったってことに気づけただけでも有意義だ。
リライトしていけばいいもんね。ただ、量が半端ない(笑)。
「沈黙のWebマーケティング」「沈黙のWebライティング」は定期的に見なおして、自分のモノにしていきたいな。
そのためにはやっぱり、kindle版だけでなく書籍版も必須だな。メモをペタペタ貼っていこう。
ブログってただやみくもに書いていればいいってわけじゃない。
押さえておきたいポイントがめっちゃいっぱいあるんだなあ。
「沈黙のWebマーケティング」「沈黙のWebライティング」は、マネタイズできないすべてのブロガーに見てもらいたいくらいおもしろかった。
ここからは、それをどう活かすかだね。
活かすも殺すも自分次第。
一人で遭難していたところに、地図とコンパスもって誘導してもらえるような心強さ。
よし、今からだ。今からでもやれる。
読後は生まれ変わったような爽快感に包まれる。
高揚感もあって、ようやく「自分に足りないもの」が分かった気がする。
とても楽しかった。
ぜひぜひ、おススメします。
共に頑張っていきましょう!