書籍レビュー「池上彰のやさしい経済学1」

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こんにちは、柊ゆうです。
本のレビューです。

池上彰のやさしい経済学 (1) しくみがわかる (日経ビジネス人文庫)

経済のことが気になって読み始めた最初の1冊目の書籍。
テレビでもそうだが、書籍でもやはり分かりやすい。


なんの基礎知識もない自分でも分かるくらいに噛み砕いて説明してくれる。
目次では「経済とはなんだろう」「なぜお金はお金なのか」の後に経済学者として4人の経済論を説明してくれる。

市場(しじょう)と市場(いちば)の違い、銀行がどんな仕事をしているのか、どのようにして銀行ができたのか、銀行がお金を作る仕組みなどなどがすんなり理解でき、なるほどーと思える。
預金者が銀行に預けていたお金を一気に引き出すと、なぜ銀行がお金不足で対応できないのかが分かった。

経済論についても社会で習った「国富論」「諸国民の富」のアダム・スミスに始まり、マルクス、ケインズ、フリードマンの経済論について説明してくれる。時代が違えばその時々でベストだと思える経済政策は異なるわけで。それで時が経つとあらたな経済学が発生する。
池上彰氏はどれがいいとか自分の意見は述べてはいない。ただ知らないことには何がいいか分からないわけで。読者自身が考えるように促している。

「国富論」って、社会科の授業で聞き覚えがあったが、単語として覚えていたため全く中身が分かっていなかった。習った時から四半世紀経ってようやく理解ができた。
当時は興味がなかったのか。それとも単語帳のようにアダム・スミス=国富論って覚えさせられていたのか。

「リバタリアン」って言葉は初見であった。映画の「バタリアン」はここから来たのか?
その派生の「オバタリアン」もなのか?まあ、こんなことはどうでもいい。

後半にはTPP、GATT、WTO、FTA、EPAにも触れてある。
聞き覚えのある単語が並んでいるが、これも中身は知らずに単語だけで覚えていた。

なぜWTOができたのか、私たちの生活にどのように関わっているのか。これを知っておかないといけなかった。本質を自分はなーんにも知らなかった。この本で知った。チリ産のサーモン・ワインがなぜ安いのか。
納得だね。ほんと自分は何を勉強してきたんだろう。
時代が流れるのに並行して、経済も変化する。貿易を発展させることは輸出国、輸入国、双方にとってもメリットがあることも説明してくれた。

分かりやすくとてもおもしろかった。また時間を置いて再読したいと思える良書の一冊。

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