こんにちは、ファイナンシャルプランナーのゆうです。
AFPを取得すればFPとして働ける?
どうやってAFP資格を活用するの?
そういった疑問にお答えします。
AFPを取得すればFPとして活躍できるのか?
AFPを取得して3年目。ゆうがずばりお答えします。
まず「活躍」を「①FPとしての活動」と「②マネタイズ」に分けよう。
①FPとしての活動 → 副業としてはそれなりにできている。
②マネタイズ → 雀の涙。本業辞めれるほど甘くない。
という回答です。うん。現実はシビア。
活動すれば収益に繋がるほど甘くはないですね、やっぱり。
それでも私の夢は「FPとして働く事」なんだ。FPだけで食べていけるのが大変なことは重々承知。では、私がどんな活動をしているのか紹介していくね。
自己紹介
40代。3人子持ちの主婦。医療従事者。
FPになりたいなーとぼんやりと思っていたのだが。
2017年、妊娠をきっかけにFPになろうと決意。決めてからは早かった。
2017年中に3級取得。妊婦受検でした。
2018年に2級とAFPを取得。育休中でした。
2019年仕事復帰後、DCプランナー2級(年金関係)も取得したよ。
以下に経過表を記載。
2017年6月 | 3人目の妊娠をきっかけにFPになろうと決意。 | |
2017年10月 | FP技能士3級取得 |
|
2018年7月 | FP技能士2級取得 | |
2018年9月 | AFP取得 | |
2019年9月 | DCプランナー2級取得 |
FPとしての活動報告
FPとしての活動は大きく3つ。
①支部活動 日本FP協会 支部の幹事に就任
②グループでの活動(SGと地元のFP協会に所属)
③個人での活動
ひとつずつ紹介していく。
①支部活動 日本FP協会 支部の幹事に就任
支部活動というのは日本FP協会を母体とする活動のことだ。
都道府県ごとに「日本FP協会 神奈川支部」のように県ごとに活動している。
各支部活動
全国各地の支部では地域の生活者に向けたFP普及・啓発活動、会員向けの継続教育研修会等をボランティアで運営しています。 出典:日本FP協会
支部の仕事
具体的には、毎月幹事会という名の会議が行われている。
そこでいろんなイベントの企画や運営に携わるのだ。
主なイベントはこちら。
・FPフォーラムの企画運営。 生活者向けのセミナーや無料相談会。金銭教育。
・継続教育研修会の企画運営。 日本FP協会会員向け
・会員交流会の企画運営。
気になる方は「日本FP協会 ○○支部」で検索してみよう。
○○には自分の住んでいる都道府県名を入れてね。
「日本FP協会 茨城支部」
「日本FP協会 福島支部」みたいにね。
幹事となった経緯
ここで私が幹事に選ばれた経緯を簡単に説明する。
・2級取得したときに、県の支部長(県支部のトップ)に会いに行く。
詳細はこちら。独立型ファイナンシャルプランナーに転職するには。県のトップに会えた話。
→感銘を受けAFPも取得。
→AFPまで取得したことを支部長に報告。
→11月開催のFPフォーラムへのお誘い(スタッフとして)受ける
→FPの和が広がる
→支部長より幹事へのお誘い受ける。
このあたりの流れはこちらから。
なんでも積極的に顔出ししておいて良かった。
誘われたら断らないスタンスです(笑)。
幹事会は大変だけど、とてもやりがいがある。
正職で働きながらなので時間調整が一番大変かな。
でもね楽しいんだよ。
講師の税理士の先生に挨拶に行ったり、病院勤務では経験できないことができるから。
FIREについて盛り上がったし(笑)。
協会の各都道府県支部で一般の方向けに行うFPフォーラムで無料相談会を行っております。各支部で行う相談員研修を受講いただき、フォーラムで相談員を行うことも可能です。 出典:日本FP協会
②グループでの活動(SGと地元のFP協会に所属)
次は支部活動以外のグループでの活動報告ね。
2つのグループに所属しています。
スタディ・グループ(SG)
スタディ・グループ(SG)は日本FP協会の会員が有志で作っているFPの集まりのこと。
定期的に勉強会を開催するよ。
スタディ・グループ(SG)とは、CFP®認定者を中心に、会員の居住地または勤務地で、協会会員やFPに関心のある有志を集め、継続してFPに関連する分野(*1)について勉強会を開催する、協会が承認したグループです。
この勉強会を通じてスキルアップを図ることができます。 出典 日本FP協会
スタディ・グループはFPの講演の練習の場ともなる。
一般向けに研修会やセミナーを開催するのはハードルが高い。
うまくいけば収益に直結するんだけどね。
そういった、「研修会の講師の練習ができるのがSG」なのだ。
年に4回ほどは開催する。
実は新しいスタディ・グループの立ち上げをしたんだよね。
そこで会計として頑張ってるところだよ。
2020年3月に行った勉強会の内容はこちら。
頑張って発表しました。場数を踏んでいかないとね。
スタディ・グループはFPでなくても一般として参加することは可能。
FPであっても、会員に必ずならないといけないわけではなくスポット的に参加することもできる。
会場費や講師の費用などが発生するため参加費1回1,000~2000円くらいはかかるかな。
スタディ・グループによって違うけどね。
でも勉強したい方、仲間を増やしたい方におススメだよ!
自分の県のスタディ・グループを見てみよう!
スタディ・グループの行き方を紹介するよ。
<スタディ・グループのHPへの行き方>
スタディ・グループの詳細は日本FP協会のHPからいくことができるよ。
ただね、SGのHPへの行き方が非常に面倒。
ここは日本FP協会に何とかしてもらいたいところ。なのでここで紹介しておく。
大阪支部のSGを探したい場合。
①「日本FP協会 大阪支部」で検索しクリック。
②スクロールさせて、「スタディ・グループ」をクリック
スマホ版はこちら。
③左上の「スタディ・グループをクリック」
ここがめっちゃ分かりにくい。
④SGの情報がでてくる。
大阪支部はSGが多いねー。
興味があるSGをクリックして情報を集めてね。
地元のFP協会
これは支部の幹事の方(富田さんとする)が立ち上げたグループ。
市の公益活動団体として活動している。つまり市から運用費用を助成金としてもらっている形だ。
2カ月に1回、一般の方を対象に無料でセミナーを行っている。
ほんと小規模で全員で6.7人くらいかな。
でもアットホームで楽しい。
2020年3月には自分の経験を発表することに。
その時の内容はこちらから。
ママ友、ご近所さん、職場の方、興味を持った方が来てくれて嬉しかったなー。
でもその後、コロナのせいで活動が自粛している状態。
ほんとうに残念。
個人での活動
FPの活動は「執筆、相談、講演」の3つに大きく分かれる。
個人では「執筆、相談」を経験したので書いてみる。
家計相談業務 新規顧客開拓
個人で今まで家計相談に応じたのは2件。
1人は職場の同僚の紹介。Aさんとする。
1人は個人のブログを見て連絡をくれた方。Bさんとする。
家計相談に応じるのは結構ヘビーな仕事。けれど着実にレベルアップできる。
やるたびに新しい発見がある。やっぱりお客さんの生の意見がきけるのが大きい。
例えば、「家族構成、資産、現状」などAさんの時はヒアリングで行ったけどどうしても漏れがでる。
ある程度の項目を先に伝えておいて、書いててもらった方が漏れもなく効率もいい。これはBさんで活かせた。
Aさんは単発で終わってしまったけれど、Bさんは今も続いている。
マネタイズの失敗もある。提案書作成で5,000円は安すぎた(笑)。
労力と収入が割に合わなかった。
料金設定は |
とした。
「次回 提案書作成+質疑応答で5,000円」は安すぎた。
もっと細分化してもいい。
提案書作成にはライフイベント表やキャッシュフロー表もつけている。
・キャッシュフロー表 1枚につき3,000円
でも良かった。
キャッシュフロー表は1枚では終わらないからだ。
現状で1枚、早期退職した場合で1枚、パートを始めた場合で1枚など、こうしたらどうなるかという視点で何枚か作成する。
けっこうな手間なのだ。
例えば年金。
満額支給で年間78万円くらいだが、手取りは違う。税金が引かれる。
こういったのをちまちま計算するのがほんとに大変だった。
次にまた活かそうと思っている。
ママ友に資産形成をレクチャー
子ども会で一緒に活動していたママ友。
FPの資格を持っていることを伝えると資産形成を教えて欲しいとの依頼。
正規料金を払うのでいくら?と聞かれた。
さあどうしよう。正直うれしい。力になりたい。
料金設定 |
とした。資料は独自で作成した資料。
資産形成については、1回だけで「つみたてNISA、iDeCoを始める」レベルまで持っていくのは難しい。
正直ムリ。投資の必要性、預金だと資産が目減りする、長期積立分散など段階的に知ってもらいたい。
無事に初回が終わり、おススメの本も貸した。
それ以降、音沙汰ない(笑)。無事に始められてたらいいけども。
ま、これも経験。
執筆 クラウドワークスでの執筆
執筆にもトライしてみた。
クラウドワークスとは、Web上で時間と場所を選ばず、自宅にいながらにしてインターネットでお仕事を受注できるサービス。
けど、今はやっていない。自分のペースで自分のスタイルでできるならまたやろうかな。
相性が悪かったというか、担当の物言いががキツいくてリタイアしちゃった(笑)。
詳しくはこちらから。
クラウドワークスで【FP限定ライティングの高額案件】を継続でゲットした話
クラウドワークスの執筆をやめた理由は、わが子を嫁に出す寂しさ。
ブログでのほほんと書いているのが私にはいいのかもな。
支部活動、グループ活動の利点
人脈が拡がること。これが大きい。
いろんな資格持ちが多い。スペシャリストの集団。アベンジャーズみたいな(笑)。
ざっと名刺を見ても
・宅建
・CFP
・社労士
・税理士
・行政書士
・産業カウンセラー
・金融広報アドバイザー
・住宅ローンアドバイザー
・キャリアコンサルタント
・医療労務コンサルタント
・不動産賃貸運用アドバイザー
・シニアライフコンサルタント
などなど、こう書いてみると改めてすごいね。
やはりダブルライセンスが多い。
FP単独ではやはり難しいのだろう。どこか一点秀でたところがないとね。
そして、単純に楽しい。
自分の知らないことをスペシャリストから教わることができる。
講演そのものではなくて、準備中や一緒に受付をしているとき。
そういった隙間時間の雑談がやたら楽しい。
今まで病院勤務で医療従事者としか接点なかったから、ほんとうに別の世界(笑)。
そしてみんなアクティブ。
会うと元気もらえる。
「こういった新しいことしてみたい。」
「こういうのどうかな。」ってすごい前向きなのよね。
仕事ともプライベートとも違う、不思議な集団(笑)。
マネタイズの難しさ
FP取った時の夢は「FPとしての独立」であった。
まだ夢の途中。思っていた以上に難しい。
FP取って、育休中にAFPまで取ってさ、復帰したときに思ったの。
「時短勤務が2年できるから、そのあとパートになってFPの仕事したい」って。
上司にも時短勤務が終わったらパートになりたいですって話にいってたくらい(笑)。
蓋を開けてみたら、これですよ。全然稼げない(笑)。
ちょうどコロナとぶち当たったのもあるけれどね。
日本FP協会の業務は基本ボランティア。交通費やお弁当くらいは出るけどね。
SGの方は発表者には2時間10,000円もらえるけど(SGにより違う)、年会費・参加費は払うし稼げるほどではない。
個人での活動はそもそもフルタイム正職で働いているから、これ以上手を拡げるのは難しい。
2020年。個人事業主の届け出を出したけど、ほとんど意味なかったな(笑)。
けどね、諦めていないよ。
知り合いの凄腕FPさんは相談業務1時間50,000円なんだよ。
FP業務を縮小したくて金額を吊り上げたって。それでも依頼があるって何者!?
仲間を増やしたい方へ
まずはAFPになろう。まずはここから。
AFPになると継続教育研修の案内が届く。
なので、積極的に参加しよう。そこでSGの紹介があるかも。